【わらしべ通信 No.103】
12月19日、今年最後の定例会は、わらしべ4号の進行状況の確認からスタートです。来年3月の発行に向けて順調に進んでおり、完成が楽しみです。
合評は4作。
いつも怖いお話を書いている人のお話は「怖いに違いない」と思って読んでしまうんですよね。作者が「物語を初見でどう捉えたか知りたい」と思っても、全くの先入観なしに読むのはむずかしい。
気心のしれた仲間内で客観的な意見が欲しいときは、名前を伏せて出すという方法もアリかなあ、と思いました。覆面合評会もいいかもしれません。
あえて普段の自分とは違う作風を目指して書き、作者当てクイズにして言い当てられなかったら勝ち!とか?
来年はそういう(?)新しい試みにも挑戦したいです。
12月ですが、毎年恒例の忘年会はありません。
宴会担当だった私としてはさみしいかぎりですが、その分、堂々と大人数で会食のできる世の中になった時には、盛大な飲み会を開催したいです。
一年間、わらしべ通信を読んでくださったみなさま、ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。
(萩原弓佳)
【会員のニュース】
★入賞
つじまり 第48回明石市文芸祭 一般の部児童文学 教育長賞「あまやどり」
★新聞掲載
井上林子 神戸新聞「おはなしの森」コーナーに、「オバケのおゆけちゃん」3回連載
★新刊情報
萩原弓佳
読解力と語彙力を鍛える!『 なぞ解きストーリードリル 百人一首』(ナツメ社)
山下みゆき
『謎解きホームルーム3』(新星出版社)に「睡蓮の池のほとりから」収録