2024年5月9日木曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん

 

2024年4月29日(月)13:30~16:00

クロスパル高槻

出席7名 欠席1名

 

半年ぶりに顔を合わせての例会です。

しばらくお休みしていた会員が復活し、久しぶりに全員そろっての例会だ!と楽しみにしていましたが、体調不良で急遽欠席される方がいて、全員が顔を合わせるのは秋に持ち越しとなりました。

はじめに昨年度の会計報告と会計の引継ぎ。

そのあと、私の新刊をみなさんにお渡ししました。もとはみらくるぺんで2度にわたって合評していただいた原稿です。出版に至るまでの苦労話も聞いていただきました。

今回の提出作品は、短編3作。長編2作。

短編のうち2作は書き直し。前回よりすっきりしてわかりやすくなりました。幼年らしい作品にするために気を付けることを話し合いました。書きたいことの中心をはっきりさせて、不要なところは省くことも大切。

久しぶりに参加した会員の作品には、昔話のようで読みやすくておもしろいという感想がたくさん出ました。旅行先で聞いた話をもとにした創作とのことでした。

長編は高学年向けの読み物とノンフィクション。

読み物は、引っ掛かりなくすらすら読めるが山場がない。メリハリをつける、今の時代に配慮するというアドバイスがありました。

ノンフィクションは、書き直し。すでに作品としては完成されているというのが全員の意見でした。難しいテーマなので、作者の思いを組み取ってくれる出版社があれば。

今年は「公募にチャレンジ!」を目標にしているので、内容や枚数からどのコンクールを目指したらよいだろうかということも話題になりました。

顔を合わせての例会は、創作のためのアドバイスがいただけることはもちろん、何気ない会話も楽しく、明日からまた頑張ろうという元気がもらえました。

次回は7月16日(火)オンラインで。                          

(すず きみえ)

【会員ニュース】

『児童文芸』春号は、みらくるぺん関連の掲載が3つ

みらくるぺん はい、こちらサークルです!に、わらしべさんとの合同合評会の報告

おごうふみこ 写詩N館に、詩「春をみぃつけた」

赤木きよみ  if…?に、創作「あの日の赤い風船」

 

こうまるみづほ 『おてがみほしいぞ』(丸山誠司:絵 あかね書房:刊)重版(4刷)決定

すず きみえ 『まねをしました』(下平けーすけ:絵 文研出版:4月30日刊)

                                        以上





2024年5月7日火曜日

近江ペンの会

 2024年4月27日(土)

「近江ペンの会」例会 参加者 8名

 

若葉を渡る風もさわやかな季節となり、会場の庭のつつじの花の鮮やかなピンクや白色が心を和ませてくれます。

今月の合評は4作品で、いずれも過去に提出のあった作品の書き直しです。

1 交通事故で助かった時から特殊な能力が身に付いた少女のお話。

  特殊能力をどのように使うのか、誰のために使うのか、まだまだ広げられる所がたくさんあるとのアドバイスでした。

2 犬の目線で書かれた楽しい家族のお話

  前作よりも良くなっているが、まだまだ犬の気持ちになり切れてない部分があるとのご指摘。

  何度も書き直す作者の根気強さに力を貰う。

3 小学5年生の男子三人の交流を描いた作品

  タイトルがとても素敵だと先生からお褒めの言葉。タイトルは重要だからよく考える事とご指導いただく。

  男の子三人のキャラクターがはっきりと解るようによく書けているが、説明が多すぎて文章のリズムが損なわれている。  

  テンポの良い文章にすることも大事とのご指導でした。

  作者は、前作より全体に短くするつもりで書き直したが、かえって長くなってしまったとの事。

4 小学5年生男子二人がギターに挑戦するお話

  文章にリズムがあり、ギターの音色が聞こえてきそうでとても良いと好評でした。

  小5らしい気持ちのぶつかり合いがもっとあってもいいのでは、とご指摘もありました。タイトルは一工夫必要との事。

 

先生から何度でも書き直すことが大事だとご指導いただき、同じ作品を何度も書き直される方々に感服です。書けないと悩む より過去の作品を見直すことから始めたいと反省して、得るところの多い例会でした。

                            かわむら まさゑ