2022年8月29日月曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん

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オンライン勉強会

参加者 8名(新メンバーが一人増え、休会していたメンバーが復帰)

 

 

★合評前の連絡事項

 ・9月に予定している「沢田俊子先生、大塚篤子先生へのお礼&すず きみえさん、こうまるみづほさんの出版お祝い会」について

 ・11月 講師を招いて「絵本テキスト」勉強会を開催

 ・来年2月 童話サークルわらしべさんとの合同勉強会

 コロナ禍、知恵を絞って臨機応変に柔軟に、が、身に付きました。前向きに検討中!

 

★合評前に、今年1月に『おてがみほしいぞ』で単行本デビューされた、こうまるみづほさんから、出版に関する話を約1時間うかがいました。7年という年月がかかり、「もうだめなのかなあ」と、不安になったこともあったそうです。でも、「念願の出版がかなうようがんばるしかないと思った」と熱く語ってくださったお顔は、キラキラ輝いておられました。詳しくは、近日発行の「児童文芸・秋号 この一冊ができるまで」をご覧ください。

 

★絵本テキスト4作、幼年1作、高学年1

・絵本テキストは、まず原稿の書き方から疑問がわきます。また、めくり効果の使い方、ぶっ飛んだアイデアの賛否、テーマは必要か、等々、ああでもないこうでもないと語り合いましたが答えが出ません。11月予定の「絵本テキスト」勉強会が待ち遠しいです。

・幼年童話は、作者の実体験に基づく高齢社会がテーマです。子どもに高齢者の実態をどう伝えるか。井上ひさし氏のことばの一節「深いことをおもしろく、おもしろいことをまじめに」を思い出し、それには、キャラクターやモチーフを効果的に用い、キーワードとなる言葉を熟考してみれば、と意見が出ました。

・高学年は、外国が舞台の物語です。日本とは違う風習や制度、生活様式、街並みなど、五感で感じます。このまま寝かせておくのはもったいないと、メンバーが口を揃えました。そして、公募先などを検討しました。

 

次回は、9月に「お礼とお祝い会」で、久しぶりに皆さんと顔を合す予定です。

    11月 講師を招いて勉強会

 

黒田ふみ




 

 

2022年8月27日土曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会 

令和4年8月27日(土曜日)  大塚邸にて 13時30分~16時まで 参加者4~7名

 先月の定例会は急遽お休みとなりましたので、久しぶりの対面での定例会となりました。
合評は3名の作品です。
 一作目は、ご自身の闘病生活を書いた記録作品です。作者は最初、書くことにためらいがあったとのことでしたが、大塚先生の「書くことは心を開放すること」というお言葉に後押しされ提出することに決めたということでした。
 
 二作目はバーチャルな世界の話でした。主人公のバーチャルな世界に対する興味の度合いが弱いということで、もっと詰めたほうがいいということでした。主人公の人物像を深く見直す必要がありそうです。
 
 三作目は、今まで、書き溜めた里山の作品を一主人公として書き直されたものです。登場人物の祖父が生き生きと描かれています。作者は子どものころ、ご自身の祖夫から教えてもらった知識を残したいという思いで書かれたということでした。
 先生からは「この作品は全体的に物語としての盛り上がりはないけれど、このような作品もいいかもしれない」とのお言葉でした。
 
 会員の多数の方が、書きたいことはあるけれど、なかなか結末まで持っていくのが難しいという声があがりました。そんな時は、物語のあらすじ?程度のものでも残しておくといいよ。と先生がおっしゃってくださり、とにかく書き続けることが大切だと改めて気づかされました。
 合評が終わってからは、久々の対面に皆さんの近況報告など、和気あいあいと話が弾み、名残惜しいなか会は終了しました。
 対面っていいな。皆さんからよい刺激をもらいました。   
 みんな、ネタは持っている!あとは、気分アゲアゲで……”さ・く・ひ・ん” 待ってるよ!!
  
                                  ムクダ由美




2022年8月24日水曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.111

 

821()13:0016:00

コロナ第7波、行動制限無しのお盆も過ぎました。夏休みで賑わう西宮北口周辺です。

8月のわらしべ定例会も対面での開催、参加者は10名でした。

 

コロナ禍もかれこれ3年になりますが、わらしべでは、宣言解除に伴いできるだけ対面での合評をすべく、集うようにしてきました。ここ半年は、オンライン無しで対面合評が出来ています。

 

協会の新企画である「サロン」について、現在の状況や予定を聞きました。他の同人誌の紹介や、他サークルの状況など報告していると、どうやら、わらしべ以外では、オンライン合評にシフトしているのではないかと気づきました。オンラインにも、多くのメリットがあり、やり方の工夫で充実できるのかもしれません。

 

さて、3作品の合評をしました。

幼年もの、中学年向け、絵本テキスト、とそれぞれ短い作品です。

幼年ものでは、リアルとファンタジーの場面が繰り返される是非、ファンタジー場面に共存するこどもとおとなの扱い方についての問題、主要モチーフの使い方。

中学年作品では、空想世界での体験において読者が知りたい具体的事象と、現実世界に戻った主人公の内面が、ともに欠落している問題。

が、指摘され、作者の頷くところとなっていました。

絵本テキストについては、作者の語るテーマとメンバーの受け取ったイメージのズレを互いに話しながら、なかなか深いディスカッションとなりました。

日頃、物語を書くことの多いメンバーです。絵本を想定して書くテキストにふさわしい文章の量、エピソードの数、といった問題もあり、答えは出ませんが、皆で集中して考えました。

 

時間に余裕があったので、執筆中の心の在り方などにも話が及んで、自分との違いにうーんと、うなったりなごやかなひと時もありました。

 

次月以降の合評作品をどんどん書きましょう! と発破をかけて解散となりました。そろそろ、「わらしべ5号」に掲載する作品にもとりかかりたいです。

(藤谷クミコ)

 

《会員のニュース》

藤谷クミコ    神戸新聞・おはなしの森 (第224話)

「オシロイバナのじかん」 8月14日、21日、28日、 の3回掲載