2022年8月27日土曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会 

令和4年8月27日(土曜日)  大塚邸にて 13時30分~16時まで 参加者4~7名

 先月の定例会は急遽お休みとなりましたので、久しぶりの対面での定例会となりました。
合評は3名の作品です。
 一作目は、ご自身の闘病生活を書いた記録作品です。作者は最初、書くことにためらいがあったとのことでしたが、大塚先生の「書くことは心を開放すること」というお言葉に後押しされ提出することに決めたということでした。
 
 二作目はバーチャルな世界の話でした。主人公のバーチャルな世界に対する興味の度合いが弱いということで、もっと詰めたほうがいいということでした。主人公の人物像を深く見直す必要がありそうです。
 
 三作目は、今まで、書き溜めた里山の作品を一主人公として書き直されたものです。登場人物の祖父が生き生きと描かれています。作者は子どものころ、ご自身の祖夫から教えてもらった知識を残したいという思いで書かれたということでした。
 先生からは「この作品は全体的に物語としての盛り上がりはないけれど、このような作品もいいかもしれない」とのお言葉でした。
 
 会員の多数の方が、書きたいことはあるけれど、なかなか結末まで持っていくのが難しいという声があがりました。そんな時は、物語のあらすじ?程度のものでも残しておくといいよ。と先生がおっしゃってくださり、とにかく書き続けることが大切だと改めて気づかされました。
 合評が終わってからは、久々の対面に皆さんの近況報告など、和気あいあいと話が弾み、名残惜しいなか会は終了しました。
 対面っていいな。皆さんからよい刺激をもらいました。   
 みんな、ネタは持っている!あとは、気分アゲアゲで……”さ・く・ひ・ん” 待ってるよ!!
  
                                  ムクダ由美