【わらしべ通信NO.130】
3月17日(日)
『わらしべ第5号』がついに完成いたしました!
お忙しい中、編集・校正を引き受けてくれたメンバーには本当に頭が下がる思いです。
表紙はおなじみ井上林子さんのイラスト。
幼年からYA、エッセイまで幅広くそろっております。(全202ページ)
ご興味のある方は購入も可能ですので、わらしべまでご一報を。
warashibe_gogo2012@yahoo.co.jp
(頒価 1冊500円 送料180円にて)
さて、今月の定例会では3作品の合評を行いました。
1作目はスピード感のある楽しい読み物。わらしべにはプロの作家さんが、数名在籍しています。プロの作品の合評を経験できるって、結構すごいですよね!
プロでもたくさん悩んで、試行錯誤して、世間に読まれる作品になっていくんですから、アマチュアはその10倍くらい悩んでこねくり回さなあかんなーと自分を戒めます。
2作目は大人の童話。レトロでオシャレなSNSのショート漫画みたいな、ふわっとかわいい物語でした。
私はこのお話を読んだ時、ミヤギトオルさんという漫画家さんの「トゲトゲした彼女が丸くなる話」を思い出しました。ネットで読めるので良かったら検索してみてください。
3作目では、エッセイか物語かというアツい討論が行われました。作者は知り合いを登場させることで、エッセイだとその人に不都合が出るかもしれないという…。でもフィクションにしても知っている人が読めば、「あ、これってあの人が元ネタじゃない?」って気づいちゃうと思うんですよね。描きたいこと、伝えたいことが表現出来るのであれば、形にこだわらなくてもいいんじゃないかなぁ、と若輩者はぼんやり思うのでした。
また、この日は『日産 童話と絵本のグランプリ』で佳作を受賞したメンバーから、授賞式の報告がありました。着々と実績を積む姿が眩しいです。
私も書かんとなあと思いつつ、書けてないのですが、宝くじも買わないと当たらないので、書けば何か生まれるかもしれません。
…まずはお布団から出るところからがんばります!
(桧室若葉)
【会員のニュース】
★藤谷クミコ 「ひいじいちゃんのつめきり」
第40回 日産童話と絵本のグランプリ 童話の部 佳作