2020年6月29日月曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん

20206

 

新型コロナの自粛生活が続いていますが、皆さま恙なくお過ごしのことと思います。

みらくるぺん定例会は休会していますが、嬉しいニユースがありました。

すず きみえさんのデビュー作が出版されました。

詳しくは、協会ホームページ「会員からのお知らせコーナー」をご覧ください。

 

                                  鬼村テコ





2020年6月24日水曜日

童話サークル わらしべ

 【わらしべ通信NO.85

 

日本中、いえ世界中が新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の事態を経験することとなりました。私たちわらしべの活動拠点は特定警戒都道府県にあり、3月、4月、5月と定例会が開けない状態が続きました。

ようやく621日は4カ月ぶりの定例会。参加者は13名。

久しぶりに集った面々はマスク着用、机の配置もソーシャルディスタンス確保、換気のためカーテンがひらひらする中での開催です。

 

まず、毎年5月に時間を設けていた「わらしべ総会」に代えて、前年度の報告や今年度計画、予算などについて検討しました。

ここで問題提起されたひとつが、今後の活動withコロナ対策です。

「オンライン定例会」なるものを導入すべきかどうか、少し時間を割いて話し合いました。再びやって来るかもしれない外出自粛に備えて、準備は必要だろう…ということで、早速近日中にお試しオンライン(雑談)の日取りを決めました。

 画面越しに、メンバーと会うのもちょっと楽しみ!

 

 さて、久しぶりの合評作品は3つ。どれも短編です。

①主人公が大人、行動を起こすのは子どもである物語。伝えたいことは、くっきり、はっきりしているし、心にしみるのだけれど、読者対象を高学年にするにはどうしたらいいか。みんなの意見は、作者の問いに答えられたでしょうか。

 

②動物を擬人化したおはなし。イメージが膨らみ、優しい気持ちで読めるのですが、結末が悲しすぎる…という意見が多数でした。動物たちの作品世界に人間のリアルな社会問題をぶつけることへの疑問も提示されました。

 

③勢いのあるタイトルに魅力を感じるという声が複数ある一方、一読では内容がわからないという声も複数ありました。ユニークな筋運びですが、作者の執筆動機を聞くと、誰も思いもよらないものでした。

作中の仕掛けが誰に対して用意され書かれたものか?という指摘には、新しい視点の勉強ができました。

 

やっぱり、みんなで集まっての意見交換って、いい時間だなあとしみじみ思いました。コロナウイルスの影響もあり、悩んだ末の欠席や、残念ながら退会した人もありましたが、また会えることを祈りながら、これからも頑張っていきましょう。来月も無事に開催できますように。(藤谷クミコ)

【会員のニュース】

🔶萩原弓佳さん 『なぞ解きストーリードリル 小学理科』ナツメ社(共著)

 『逆転、裏切り、予想外の「もう一つの物語」リバース』PHP研究所(〃)

ともにシリーズ新刊発行!! 



 

🔶山下みゆきさん 『朝顔のハガキ』朝日学生新聞社 

単行本デビュー作品 おめでとうございます!