2020年10月29日木曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会 例会

2020年10月24日(土) 13時30分~15時30分過ぎまで

参加者 大塚先生他8名

 

秋晴れの土曜日。大塚邸に軽トラックが止まっていました。塀の中には庭師さんの姿が。名園を剪定する庭師さんの姿が絵になりました。

 

教室へ入ると、Zoomの話でもちきりになりました。

先生やUさんに、Zoomアプリをインストールするように言われたのは、9月の例会の時でした。私は嫁に助けてもらってアプリをインストールし、ホストのUさんにZoomミーティングの参加や終了の仕方を教えてもらいました。ここまでの過程を、家族に助けてもらった人は多いようです。1か月で何と、7割の人がミーティングに参加できるようになりました。Uさんありがとう。あと一歩ですね。コロナ禍で急に増えた外国語に戸惑いながらも、ついて行きます。

 

中日新聞の【300文字小説】に挑戦することになり、作品を提出しました。合評は5作品のうち、2作品が私のものでした。いずれも力量不足。軽いタッチで書けましたが、300文字の小説は、ハードルが高いものでした。その点、Mさんの、授業中にトイレを我慢ずる児童のお話は、真に迫っていて、衝撃を受けました。先生は「タイトルから小説は始まっているんですよ」と繰り返されました。

文字数の多い作品は、300文字に縮める宿題が出ました。

 

コロナにもインフルエンザにも負けず、次の例会も出席したいものです。

                            

(さわやま きみえ)





2020年10月27日火曜日

とんとんぼっこブログ

 1024日 土曜日例会

GoToトラベルやGoToイートが始まったとはいえ、不安が完全になくなったとは思えない状況です。今回は、それでも参加できる人で集まることにしました。前回はリモートで短時間で感想を交わしました。それはそれで、こんなこともできるんだな、集中してポイントを伝えられたな、という感じでしたし、そんなに遠く感じないなとも思いましたが、今回は集って4時間たっぷりじっくり意見交換しました。

合評作品は5作品。

テーマを絞っていくこと、世界観をはっきりさせていくことが重要だということが、共通の課題だったように思います。

書き直して問題が難しくなってしまった作品は登場人物の関係性について、みんなで頭を悩ませました。

風刺のきいた物語は、対象年齢をどう考えるか、一見、正しく見える行いについての評価の考え方、評価する言葉の選び方について考えました。

何度か合評してまとまりつつある作品は、あとはこの物語に不要な部分をはぶいていって、伝えたいことが効果的に伝わるようなあとすこし磨くところまできているようでした。

 2月以来の顔合わせ。今年、巣山ひろみさんの「バウムクーヘンとヒロシマ‐ドイツ人捕虜ユーハイムの物語‐」「パンフルートになった木」の二冊が上梓されたお祝いにと、メンバーが可愛いケーキ(大変めずらしいキーライムのチーズケーキ!)を作って持ってきてくれたので、ブレイクタイムにいただきました。

次回は125日土曜日の予定です。

(さとう)






2020年10月22日木曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.89

20201018日(日)

10月わらしべ定例会記録

出席者13名(うちリモート参加者2名)

提出作品4作品

 

 幼年向け五枚から低学年向け、高学年向けまでの十枚前後の作品の合評を行いました。登場人物が優しく真面目で、ほのぼのする作品が多かったように思います。

 

 まず作品に対する作者の思いを聞いてから、各自の感想を述べ、作者の持ち味や強みの再確認と、物語としての改善箇所、同じ設定からの展開方法、落としどころの修正など、作り手の気持ちに沿った形で、物語としての完成度を高めるためにどうしたらよいかを具体的に詰めていきました。

 

 多くの参加者が共通して疑問に思う箇所もあり、主観と客観のズレを認識するための「合評」という場の大切さを実感しました。

 

 昨今の社会状況下で気をつけた方が良い表現や、段組みや印字方法のルールの確認、お勧めの参考作品の紹介など、発表する際の必要知識と共に、自分の物語を広げていく上での指標を学ぶ場になりました。

 

 短い作品が多かったですが、この枚数の中でもエピソードとして省略した方がわかりやすい筋立てになることもあり、書きたいことを如何に絞ってテーマとして集約するか、それが人に、とりわけ子どもに伝わるか、面白いと興味を引くか、という児童文学の基本を形にしていく作業を、具体的に個々の作品を通じて再確認しました。

 

 子どもにわかりやすいシンプルな筋立て、読み手が脳内で映像化できるか、世界観が出来上がっているか、主人公がその不思議に出会う理由があるか、など作品世界を完成させるために意識すべきポイントが浮き彫りになる合評会でした。長時間の合評でしたが、とても充実していました。皆様お疲れ様でした。(文責 森木 林)

 

【会員のニュース】

●山下みゆきさん 

福音館書店「母の友」11月号 こどもに聞かせる一日一話に 「七色のしましま」掲載

●井上林子さん

「キンダーブック2」11月号 に 「おやつデパートへおかいもの」掲載

●萩原弓佳さん

「児童文芸」1011月号 リレーエッセイ わたしのだいじな本⑪ を執筆掲載

 

以上





2020年10月13日火曜日

だんでらいおん

 だんでらいおん

 

前回は、『第19回創作コンクールつばさ賞/童話部門』において、真山みな子さんが「しおりこぶたのぷーもん」で優秀賞を受賞されたとの嬉しい報告を致しました。(よねむらけいこさんからの報告)

今回は、さらに嬉しい報告を致します。

その受賞作の中でも、この作品が最優秀作品ということで、

真山みなこさんは、文部科学大臣賞を受賞されました!!

先生方が大絶賛!選考委員満場一致での受賞とのことで、本当に素晴らしいことです。真山さん、おめでとうございます。

また、児童文芸10・11月号に受賞作として掲載された「しおりこぶたのぷーもん」のイラストは、私達のメンバーのわたなべちとせさんが描かれました。

メンバー一同、一緒に創作に励んできた仲間として、大変嬉しく感激もひとしおです。コロナ禍により合評会を開くことができなくなっておりますが、再開できるようになりましたら、みんなで盛大にお祝いしたいと思っております。とても楽しみです!

 

~その他の今年度の各自の活動報告~《氏名の五十音順》


*昨年度のサークルブログで、未報告の一件。

昨年12月に、音森ぽこさんが(絵・市居みか)、チャイルドブック アップル第465号「おもちがきえる おもちつき」(チャイルド本社)を出版されました。

 

*『児童文芸』(10・11月号)古き良き昭和の思い出《エッセイ》に、音森ぽこさんの「石油ストーブ」が掲載されました。御本人が、これのイラストも描かれています。

 

*『児童文芸』(4・5月号)特集 みんなの大失敗!に、

原山ゆうこさんの「赤いくつ」が掲載されました。

 

*真山みな子さんの「こパンダえんのおいしいたなばた」が、『母の友 11月号』(福音館書店)特別企画 こどもに聞かせる一日一話 に掲載されました。

 

*『児童文芸』(6・7月号)if…?に、よねむらけいこさんの「時空を超えないように」が掲載されました。

 

*わたなべちとせさんが、絵本「ぼくら、うりうりブラザーズ」(人間社)を出版されました。

そして、この絵本は、毎日新聞(5月27日付朝刊/中部本社版)(6月13日付朝刊/大阪本社版)に取材記事が掲載され、中日新聞(6月17日付朝刊)では、<みんなの本>欄にて紹介されました。また、岩手県内の地域新聞である東海新報(10月7日付)に書評が掲載されました。尚、この絵本は、岩手県上閉伊郡大槌町立図書館様、岡山県赤磐市中央図書館様・熊山図書館様に、御収蔵配架頂いたとのことです。

 

*わたなべちとせさんが、『児童文芸』(8・9月号)童話の小箱「赤いワンピース」(志津栄子さん作)のイラストを描かれました。 

 

                        野城裕子