2021年10月24日日曜日

とんとんぼっこ

 とんとんぼっこ定例会


10月23日(土)13:00~15:00

参加者5名  欠席者2名


この日はお天気もよく、秋晴れの空が広がっていました。

早めに着いたので、久しぶりに平和公園を歩きました。

人出はまだ少ないようですが、観光客らしき姿もちらほら見られました。

本安橋そばの屋外レストランにもお客さんが入っていて、店先にはたくさんのオレンジが山積みにされていました。


今年に入ってずっとリモートでの合評が続いていましたが

長かった緊急事態宣言があけ、ようやくみんな集まっての合評会です。

10か月ぶりに!

しばらく再会を喜び、近況などを語り合いました。


今回の合評は二作品。

もう何度も書き直しをしている海辺の町を舞台にした作品は、完成度はあがっているものの登場人物の背景となる設定の不足が指摘されました。

もうひとつの短編童話は、勢いで書いているが

主人公たちがなぜ出会ったのかというエピソードが必要ではないかなどの意見が出ました。


それと今回、メンバーがキリンの話の絵本を自費出版しました。

何度も取材や書き直しをし、仲間に助けてもらいながら作り上げたそうです。

「こんなに大変だとは思わなかった」

と言われながらも、満足そうでした。

一冊は動物園に保管してもらっているとのことでした。

あとは、仲間や親せき、友だちなどに配られたそうです。


定例会が終わった後、「戦争や広島を考える 子どもの本展in広島2021」の講演を聴きに行きました。

絵本の原画や平和をテーマにした本の展示などもありました。

その中には、「バウムクーヘンとヒロシマ ドイツ人捕虜ユーハイムの物語」もありました。

作者はとんとんぼっこ代表の巣山ひろみさんです。

子どもたちが手にとって、少しでも平和について考えるきっかけになればいいなと思いました。


次の定例会は12月4日(土)の予定です。


木尾文香





近江ペンの会

 「近江ペンの会」

2021年9月25日(土)13301530 リモート  参加者12名  

合評10作品(300文字小説3作品 エッセイ2作品 創作5作品)

コロナの感染拡大による緊急事態宣言下で、先月に引き続き、今月もオンラインでの開催になりました。

 今年の1月に初のオンラインでの定例会を開催して以来、回を重ね、今回は5回目。皆さんすっかり慣れ、入室もスムーズになりました。直接お会いできないのは寂しいですが、オンラインで人とつながる経験ができたのはコロナ禍だからかもしれません。ホストをしてくださっているMさんには感謝です。

 今回も引き続き「四角いたまご」4号に向けて提出された作品の合評でした。

 300文字の作品では先生から「言葉が足りない。物語は言葉を重ねて作り上げていくもの」という指摘を受けました。文字を減らすことばかり考えて、言葉の選択が疎かになっていました。もっと言葉を大切に、言葉の取捨選択、言葉の働きや重み等もっと深く考えなければならないと思いました。

 コロナについてのエッセイでは先生が「報道されたコロナ禍の社会の状況を多く書くより身近な個人的な事を書く方が面白い」と言われ、それに対して「後に読んだ時に何があったか分かるので記録としても社会状況を書く必要があるのでは」という意見が出ました。

 創作作品の5つはどれも面白く、会員それぞれの読み取りや解釈もとても楽しく勉強になりました。中でも原稿用紙約80枚の物語の合評では会員同士が様々な意見を活発にやりとりし、充実したものになりました。作者の熱意も伝わるとてもよい作品だと思いました。

 「四角いたまご」4号に向けて頑張りましょう!

                                  江崎容子





2021年10月22日金曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信 №101

 1017日、いつもの西宮の会場で、わらしべ定例会がありました。

 出席者は9人。秋の好季節で、それぞれ私用があり、欠席は5人でした。

 来春、刊行予定のわらしべ創立10周年記念冊子(通算第4号)の制作打ち合わせや3作品の合評をしました。

 作品は、低学年向けや大人を読者に想定したものなどさまざま。

「お風呂屋さんの煙突はボイラー室に通じるはず。煙突から浴室へ行けるのか」

「地面に描いた絵が、3次元の立体になるところの説得力は?」など、いつもどおりの活発な意見交換がありました。

 今年は、コロナ禍でオンラインの定例会が多く、運営者側は煩雑な仕事が増えました。

 月刊児童文芸が来春からは季刊になると連絡がありました。

 次回は1121日。(安村弘)