2018年10月4日木曜日

近江ペンの会 

近江ペンの会 
ブログNO.2
922日(土曜日)1330分~

今月の定例会の出席者は10名でした。
久しぶりに参加された方がいらっしゃいました。近況報告される中で、介護の話になりました。
目をそらすことができないはなしです。だからこそ、家族の関わり方を含めて、いつかこどもたちに届けることができたらいいね。と、話しました。

作品がみなさんのもとへ……
ということになるかもしれない作品があります。最終段階にきています。

さて、今回の合評は三作の予定でしたが、提出した二名の方が欠席のため一作のみの合評となりました。(わたしの作品です)作品は書き直しの作品です。
前回、主人公(小学五年生の女の子)の生い立ちなどが必要ということと、視点がぶれていて、
だれの話かわからないということだったので、その点を書き直しての作品となりました。
主人公の設定を前回から変更したということもあり、読み手の方に混乱をさせてしまったということが残念でした。書き手も前回の内容や設定が記憶に残り、キャラクターの背景を引きずってしまったというのが一因かと思います。
「今回はこの作品で勝負!」ということを肝に銘じました。

今回は一作品ということで、皆さんのはなしがこってりと聞けて書き手としては贅沢な時間でした。ぺんの会のみなさんの想像力のたくましさにはいつも感服いたします。書き手が意図していない方向へ話しがどんどん進んでいきます。そこから、新しいアイディアが浮かんできます。
次回作に活かせるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。

                       ムクダ ユミ





2018年10月1日月曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信NO.67】

冷蔵庫にはベーコンがなかった。これでは緊急時、焼き飯を作ることができない。定例会の帰りに買うことにしよう。そんなことを考えながら定例会会場に向かった。エレベータに乗り、4階で降りる。わらしべメンバーはほぼ揃い、雑談に花を咲かせていた。部屋の隅のテーブルには、次回の合評作品が並んでいる。それを取り、着席する。9月16日、時計の針が1時をさし、今年9回目の定例会が始まった。
わらしべ3号の打ち合わせをしたあと、合評がスタートした。合評作品は5本。
YA向けの恋愛ものから絵本用のこわい話まで、バラエティに富んだ内容だ。で、今回、議論のひとつとなったのが「大人の発想」。この子どもの行動は大人の発想によるものだ、などなど。子ども向けに書いているつもりでも、ついつい大人の視点や感覚で物語を進めてしまうことがある。常に読み手を意識して一文一文を執筆する。基本中の基本ではあるが、持続することはなかなか難しい。また、大人向けのショップを舞台にするにしても、読者である子どもが興味を持つような工夫をする必要があるのではないか。そんな、設定に関する意見も出た。
合評会は研修とは違い、各自が独自にスキームを構築し、レベルアップを図っていかなければならない。そうしなければ、毎回、素材を変えているだけで同じことの繰り返しになってしまう。4時を少しまわったところで、定例会はお開きになった。さて、次なる目的はベーコンの購入だ。お徳用があればいいのだが…。 
                           
                               (中井たかし)