2023年5月25日木曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.120

 

521日(日)

今月8日よりコロナ感染症が第5類になり、街は一層混雑していますが、この日は出席者と欠席者がほぼ同数で、こぢんまりとした定例会となりました。

午前中に、オンラインで児童文芸家協会のサークル交流会があり、わらしべからは2名が出席しました。他のサークルの様子も聞くことができ良い時間でした。午後のわらしべ定例会では、まずこの報告をして、昨年度のわらしべ会計報告、活動報告等、年間のまとめと今後について検討しました。

「わらしべ5号」発行と、第2弾合同合評会の実現に向けて走り出しました!

 

合評は4作品。

記憶に新しい作品の書き直し稿は、主人公の役割がくっきりする筋立てになっていました。低学年向け作品は、優しい空気に包まれた物語で、作中に出てくるオリジナルの歌を工夫すれば、さらに読者に沁みると意見が出ました。

絵本テキストが二つ提出されていて、それぞれに絵になるイメージがどこまで伝わったかが課題となりました。

 

お菓子のお土産や差し入れを楽しみ、緩くなった会場使用の決まりにメンバーの心も軽やかに、和気あいあいとした会話や交流が戻ってきました。

まだ、油断できませんが、コロナの大きな波が来ないように気をつけていきたいですね。

 

さて、このブログを読んでくださっている皆様、私たちわらしべメンバーは

毎月、このような合評会を中心に活動しています。公共施設(最寄りは阪急西宮北口駅)での開催、自治会計で負担の少ないように運営しています。

見学も随時受け付けていますので、下記までお気軽にお問合せください。

warashibe_gogo2012@yahoo.co.jp

では、来月はみんなの顔が見られますように!

(代表:藤谷クミコ)

 

【会員のニュース】

●藤谷クミコ 「第15回日本新薬こども文学賞」

物語部門 大人の部  優秀賞 

●井上林子 朝日小学生新聞「名作これ読んだ?」コーナー執筆

525日付け~隔月で担当





2023年5月8日月曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん  

2023425日(火)14001630

オンライン

参加 6名 欠席 2

 

 新1年生が真新しいランドセルを背負って登校する春、みらくるぺんも新学期のスタートです。21年度は幼年、22年度は絵本を中心に学んできましたが、今年度は特に分野は決めずそれぞれ自由に創作することになっています。

 先ず、協会から連絡のあったサークル活動支援の嬉しいニュースやオンライン交流会などについて確認しました。

 

 作品は4作。幼年1作、中学年2作、高学年1作です。

その内、書き直し作品が3作あり、どれもすっきり良くなったからこそ見えてくる問題点もありました。

 

 1作目は幼年(書き直し作品)。とても良くなってきているという意見で一致しましたが、作者から、長く感じられるところはどのあたりでしょう?と、疑問が投げかけられることから始まりました。

 2作目は中学年の短編。日記形式にしているが、その根拠はなにか、登場人物の関係性が読み取れないなどの感想がありました。

3作目は中学年(書き直し作品)。面白く引き込まれて読めるが、ラストで物足りなさが残るという意見があり、どうすればいいか皆で考え、提案がありました。

 4作目は高学年の短編(書き直し作品)。すらすらと読み易く、お話の内容もわかりやすいが、細部も現実的に丁寧に描いて、全体の流れに緩急がつけばいいのではないかなどの意見がありました。

 

合評の途中、行き交うおしゃべりに楽しく参加しているうち、消えかかっていた創作のパワーにポッと小さな明かりが灯るのはとても幸せな瞬間です。

 

【会員ニュース】神戸新聞 3月の日曜版<お話の森コーナー>に

「金魚のヒラリ」を3回掲載 黒田ふみ

 

次回例会は627日(火)14001630 オンラインにて

 

                              (鬼村テコ)