2016年8月24日水曜日

わらしべ

【わらしべ通信 NO.43】

8月21日(日)
定例会の出席者は13名、欠席者9名。
お盆明けで机上には、たくさんのお土産がならんでいました。
この旅行から生まれた童話が、披露されるかも知れませんね。
またメンバーの中井たかしさんが書かれた「死の真相」が出版され紹介されました。
有名人の死について書かれたノンフィクション本です。

本日、最初の合評は、小学校低学年向きの30枚を超える作品です。
不思議な体験を通して、二人の男の子の心の距離が近づいていくお話。
登場するキャラが個性的でコミカル。
ただ「必要のない登場人物もあるのでは?」の感想も出ました。
どうすれば書き手の届けたい気持ちが、読者の低学年に伝わるのかについて、意見を出し合いました。

つぎは、昭和を舞台にしたエッセイです。
その時代を知っているものにとっては「よく覚えてたね~」と感嘆の声も。
懐かしい情景が思い出される作品です。
「わらしべ」には老若男女のメンバーがいるので「若い人でも理解できる?」「女の子の遊びだけど、男の人も分かる?」などの質問も飛び交いました。
「書きたいことが多くて、場面が増えてしまっているのでは?」の指摘がありました。

最後は、幼年向きの童話です。
動物たちの手紙のやりとりを書かれた、かわいい作品です。
登場する動物たちは、とても魅力的だけど「動物でなくてはいけない理由は?」「動物でも子どもだと行動には規制が必要では」などの意見が出ました。
 
リオオリンピックも閉会。笑顔で表彰台に上っていた選手たち。
日々の想像もできないほど苦しい努力から生まれた結果ですね。
私たちも少し高いところを目指して、書くことを続けていきたいですね。

                  (担当: つじ まり)