2021年4月25日日曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信 NO.95

 

コロナ禍2回目の桜の季節を終えると、関西で急速にコロナ感染が再拡大しはじめました。わらしべ4月定例会は418日、急遽Zoomでのオンライン開催となりました。全員がオンラインで合評をするのは初めてです。11名の参加でした。

 

冊子4号に向けての確認事項や情報交換の後、4作品を合評しました。

・謎解き要素が楽しい幼年向け作品では、誰がなぞかけをして、誰が謎解きをするべきかという提議があったり

・スピード感のあるYA作品では、重要アイテムにまつわる人間関係について深く考えたり

・生き物の世界のおかしみあふれる物語では、登場人物を整理したり

・だれもが初めて小学校で経験する日を描いた作品では、遠い昔の気持ちに思いを馳せたり

作品世界の読み取り方で意見は異なっていても、それぞれのメンバーからのシンプル且つ、まとまった発言のおかげで、進行役の私は助けられました。

 

来月は、会場に集って合評できることを願って、画面に向かい手を振り終了しました。がんばろう、わらしべ!   (藤谷クミコ)

 

【会員ニュース】

井上林子さん

児童文芸 45月号 特集「もっと!SFを。」に

【創作】SF☆競作として 『ピンクの花を7回おして』を掲載            

保育雑誌「ひかりのくに」(2021年度4~3月号)生活コーナー

「たのしい せいかつ♪」の文章を1年間担当

 

●萩原弓佳さん 

5分間ノンストップショートストーリー)シリーズ 新刊発行 

『魔法の国の謎とき屋』(PHP研究所)







 

2021年4月20日火曜日

岡山 ももっこの会

岡山 ももっこの会

先月、ようやく対面集会を再開したというのに、まさかの、第四波の感染拡大!
その影響もあって、参加者三人の「超、こぢんまり」対面集会となりましたが、
和やかに充実した時間を過ごしました。

まず、前回から引き続きの『児童文学塾』の読み合いは、
長編と短編の書きわけについて。

各先生方の具体性に富んだレクチャーに、ほ~へ~は~と、
感嘆の声を上げながら学び合い、それぞれの書き分け術もさりながら、
心をこめて努力を惜しまず書く姿勢が大事、ということを肝に銘じました。

その後は、会員のかあい潤さんに、同人誌別冊の制作秘話をお話しいただき、
同人や同人誌の魅力、役割などについて熱く語り合いました。
所属の会から、同人誌発行に伴う諸作業を一手に担っていた方が退会し、
改めて会の活動を振り返る機会が訪れたのだそう。

コロナ禍の中、ビデオ会議や、メールでのリレー童話創作などを試み、
創作への参加を促しつつ会の活性化を図って、同人誌別冊の制作を進めたとのこと。
冊子制作のプロセスも初めて体験し、形にすることの大切さを強く感じたそうです。
「モチベーションを保てさえすれば、創作はできる」という言葉が、
とても頼もしく感じられました。
次回は、『児童文学塾』の添削作品をそれぞれ一作ずつレポートし、
発表し合う予定です。        
                           (堀江 潤子) 




2021年4月6日火曜日

岡山 ももっこの会

 岡山 ももっこの会


桜が満開の岡山にて、久々に、リアル集会を開催いたしました。
まだコロナ禍の不安もあり、参加者は五名でしたが、温かい体温
の感じられる集まりとなりました。

久しぶりということもあり、互いの活動と近況の報告を皮切りに、
1月発行の、日本児童文芸家協会編『児童文学塾』の読み合い
をメインの活動としました。

失礼を承知で例えさせていただくならば……
老舗店の調理の手順やこだわりが、素材選びから仕上げのコツ、
果ては盛り付けメニューの書き方に至るまで収められた、奇跡の解説書!
私たち、皿洗い専門の見習いコックにとって、まさに垂涎物の指南書です!
こうしてスッキリまとめられたことで、改めて、胸に刺さるものが
多くありました。

漆原先生の金言を肝に銘じ、感性を磨きつつ、独りよがりにならぬ
よう気を付け、雨だれの努力を続けて、せめて最低の技能くらい身
に付けよう、そして澤田先生ご指摘の書き直し力で、一歩ずつでも
前進していこうね!と、励まし合いました。 
今後も、しっかり読み込んで、役立てたいと思います。

次回は、会員の一人、かあい潤さんから(きいろいたんぽぽ童話の会)、
同人誌別冊『たんぽぽの綿毛』の制作報告などを予定しております。 
                         (堀江潤子)  】




2021年4月1日木曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会

 
定例会 3月27日(土曜日)13時30分~15時30分
大塚先生と6名(お客様1名)

桜前線北上中。長浜の桜は五分咲きから八分咲きといったところでしょうか。
お外は、ポカポカと温かく、お花見日和な一日となりました。

本日、合評作品は300字童話が3作。そのうちの、一作は書き直し作品でした。

300字童話作品を通しての大切なことを改めて先生からお話がありました。
①発想の訓練になる
②言葉の選択が大切
③物語の確認がすぐにできる
④推敲の訓練になる
⑤原稿一枚の重さを感じることができる(物語の世界観が出来上がっている)
改めて、勉強になりました。

「四角いたまご」の4号の作品についてご提案がありました。
コロナ禍での出来事を通して、自分たちが感じたことを、エッセイ風でもいいので、
記録として残しておいてはどうだろうと……。
そうですね!私たちは、今、まさに歴史の真っただ中に居るのですものね。

宿題です。
すでに読んだ方もいらっしゃるかもしれませんが、「児童文学塾」の40ページ
第二章を読んでおくこと……勉強になりました。

本日、守山からお客様がいらっしゃいました
!(^^)!
一同、来月もお会いできることを楽しみにしております。
                            ムクダユミ