【わらしべ通信 NO.95】
コロナ禍2回目の桜の季節を終えると、関西で急速にコロナ感染が再拡大しはじめました。わらしべ4月定例会は4月18日、急遽Zoomでのオンライン開催となりました。全員がオンラインで合評をするのは初めてです。11名の参加でした。
冊子4号に向けての確認事項や情報交換の後、4作品を合評しました。
・謎解き要素が楽しい幼年向け作品では、誰がなぞかけをして、誰が謎解きをするべきかという提議があったり
・スピード感のあるYA作品では、重要アイテムにまつわる人間関係について深く考えたり
・生き物の世界のおかしみあふれる物語では、登場人物を整理したり
・だれもが初めて小学校で経験する日を描いた作品では、遠い昔の気持ちに思いを馳せたり
作品世界の読み取り方で意見は異なっていても、それぞれのメンバーからのシンプル且つ、まとまった発言のおかげで、進行役の私は助けられました。
来月は、会場に集って合評できることを願って、画面に向かい手を振り終了しました。がんばろう、わらしべ! (藤谷クミコ)
【会員ニュース】
●井上林子さん
児童文芸 4・5月号 特集「もっと!SFを。」に
【創作】SF☆競作④として 『ピンクの花を7回おして』を掲載
保育雑誌「ひかりのくに」(2021年度4~3月号)生活コーナー
「たのしい せいかつ♪」の文章を1年間担当
●萩原弓佳さん
(5分間ノンストップショートストーリー)シリーズ 新刊発行
『魔法の国の謎とき屋』(PHP研究所)