近江ペンの会
2025年5月24日(土)
出席者 大塚先生と会員9名、非会員5名
今回は、国松俊英先生をお迎えして『ノンフィクション児童文学をどう書くか』というテーマで講演をしていただきました。
国松先生のお話を聞ける貴重な機会、会員以外の方も参加してくださり、とても良い講演会になりました。
1. ノンフィクション児童文学とは
2. ノンフィクション児童文学にはどんなものがあるか
3. ノンフィクション作品を書いていく手順
上記の3つの項目にそって、良い題材の見つけ方、資料を集めて調べる方法、取材・調査の進め方、資料を整理して作品の設計図を作る。そして、原稿を書くまでを先生の体験を交えて、具体的にお話ししていただきました。
作品の面白さを決める良い題材を見つけるには、自分の興味のある分野に関して、常にアンテナを張り、情報収集することが重要だと話されました。また、題材を決め、資料を集め、実際に人に会って取材するまでの流れ、取材の進め方は、自分が経験したことがないこともあり、とても興味深く、勉強になりました。取材相手との実際にあったトラブルの話等、驚くようなこともお聞きしました。
和やかに始まった講演会でしたが、皆、真剣に聞き入り、ノンフィクション児童文学について、より深く考えるとともに、新たな視野を得る機会になりました。
足元の悪い中、お越しくださった国松先生、このような会をもうけてくださった大塚先生に深く感謝いたします。
(江崎容子)