12月のとんとんぼっこは、遠足&合評会でした。
午前中は広島市安佐動物公園を散策。
ここには、足が曲がって生まれたきりんのはぐみちゃんがいます。装具をつけ、飼育員さんたちに見守られながら成長しました。生後1年8か月がたった現在、装具も取れ、ほかのきりんたちと見分けがつかないくらいに回復していました。
動物園を出て、遅い紅葉を見ながらおよそ40分のドライブで、本日の合評会場「土の子窯山田屋」さんに到着。山のさわやかな空気、小川のせせらぎにマイナスイオンたっぷりの場所です。
古民家を陶芸のアトリエに改装されていて、食事もできます。
食事前に絵本テキストを1作、合評しました。
楽しみにしていた食事は歴史を感じる漆器に盛られ、目にも楽しく、心のこもったものでした。
野菜中心の献立に、「身体がきれいになりそうだねー」と言いながらいただきました。
食後に3作を合評しました。
中編が1編。作者の体験をもとに書かれています。体験がもとになると事実をたくさん書き込みたくなります。しかし、文学作品になるには、主人公の心の変化に沿ったエピソードであることを意識する必要がありそうです。
長編が2編。2編ともに繊細な心理描写がなされていて、物語に引き込まれます。
合評も自然と熱くなります。途中に出していただいたコーヒーとぜんざいで脳を休ませ、充実したひとときでした。
会って合評できる日がとても貴重であることを実感しつつ、今年最後の合評会を終えました。
次回は2022年2月26日(土)を予定しています。 巣山