【わらしべ通信NO.128】
1月21日、2024年最初の定例会は欠席者ゼロではじまりました。
まずはテスト印刷で3冊だけ刷られたわらしべ5号の確認から。
実際に冊子になってみるとPDFで見落としていたところが、次々とでてきます。不思議ですねえ。
3月完成に向けてもうひと頑張りです!
本日の合評は3作でした。
興味深かったのは作品の題材として取り上げられている物を好きかどうかで、読み手の受け取り方が変わっていた点です。
作品をすっきりさせるためにその題材を「減らしたほうがいいのでは?」という意見が出たと思えば、「面白いからもっと増やして!」という人が現れます。
どうやら題材との距離感が理由のよう。
題材が、誰もが好感を持つようなものであれば問題はないんでしょうが、爬虫類や両生類だったり、グロテスクなものだったりするときは、加減がむずかしいですね。
でもめずらしい題材はそれだけで読みたくなります。せっかく合評会なのですから、みんなもっともっとニッチな趣味を告白するような作品を書けばいいのに、と思いました。
え、自分が先に書け?
なにかめずらしい趣味を探すところからはじめてみます。
定例会の最後は、わらしべ5号に載せるための集合写真を撮りました。
みんなかしこまって写っています、ぜひ5号でご覧ください。
(萩原弓佳)
【会員のニュース】
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★萩原弓佳 日本児童文芸・日本児童文学「『時間』をテーマにした合同掌編募集」
優秀賞「いつか駆けよう」児童文芸2023-2024 冬号に掲載
入選作「いつか駆けよう」日本児童文学2024 1.2月号に掲載