【わらしべ通信NO.123】
8月20日(日)
近くでお祭をやっていたようで、合評会の会場に来るまでに、浴衣や甚平を着た子どもたちがちらほら。夏休み気分を感じながらの、今月のわらしべは、10月の合同合評会と、「わらしべ5号」作成の話合いと、3作品の合評をしました。
低学年向け、中学年向け、高学年向け……と、グレード順にたっぷりと時間をかけての合評は、いつものように全員から様々な意見が飛び出ました。
ていねいな文章や、わかりやすい状況説明は大事だけれど、物語の躍動感も大事にしたい。主人公像を決めたら、それがどんな性格でも、書きたいのなら貫いてみる。コメディ設定の加減。メッセージの伝え方。ネタバレにならないように物語の内容を感じさせるタイトルの付け方。読者を混乱させないように登場人物たちのシチュエーションや行動描写を整理して書く、などなど……。
自分で書いている時には気づきにくいことも、他者の目で合評していただくことで気づくことができる、改めて目を覚まされる時間でした。ステキな物語だから、子どもたちに伝わるように! していきましょう。 (井上林子)
【会員のニュース】
●「きっずブックライブinバンビオ」開催
8月26日(土)10:30~11:30
長岡京市 バンビオ3Fメインホール(無料・要申込・定員50名)
井上林子・萩原弓佳 参加