近江ペンの会
10月30日(土)出席者8名
秋晴れの気持ちいいお天気。
テンションが上がっているのは、お天気のせいばかりではなく、
久しぶりの対面での定例会だからかもしれない。
東京在住のSさんは、一年以上ぶりの出席。リモートで
お顔をあわせているとはいえ、やはり実際に会うのとは全然違う。
合評は、書き直しが二作品、300字作品が二作品、新作の創作・エッセイが
一作品ずつ。
書き直しの作品は、両方とも何度も書き直され、その度に読みやすくなっているよう
に思う。
今回は、両方とも主人公の強い思いをどう書き込むかが課題に。
この書き直し作品だけではなく、どの作品にでもいえることとして、
様々な表現、言葉、感覚は、育ってきた環境でも変わるので、
自分だけの表現、言葉、感覚を磨き、大切にすることが重要。
と、書くと、とても硬い雰囲気の会だったように思えるが、
本当は、あちこちに話題が脱線し、笑い声があふれる合評会だった。
でも、それがいい。それが嬉しい。それが楽しい。
リモートでは味わえないこの雰囲気。
どうぞ、これからも対面で定例会ができますように。
リモートが終わってプツンと切れて、静かな部屋にひとり残される、
あの寂しさはもう味わいたくないな。
宝 野 志 麻