みらくるぺん
10月26日(火)14:00~17:00
オンライン
参加者7名 欠席者0名
zoomを数回繋ぎながらの合評にもだんだん慣れてきました。
事前に感想を共有し、1作20分程度で限られた時間を有効にというみんなの熱意が感じられます。
提出は幼年童話2作 低学年向け短編1作 中学年短編1作 YA作品1作の計5作品。作者が司会をして合評を進めていきます。合評が始まれば、事前に共有している作品評から、もっと掘り下げて聞きたいことや、どうすれば読み手にちゃんと伝わり共感・感動してもらえる作品にできるか。
相手に遠慮しないで言いにくいことも言うような率直な意見交換がみっちり3時間飛び交います。
合評の中では以下のような意見が出ました。
・導入部分でキャラクターや世界観が受け取れる書き出しの工夫をする。
・幼年は基本時系列どおりの進行がよい。
・読み手が共感応援できる起伏のあるエピソードを考える。
・ストーリー展開は作者の都合ではなくキャラクターに沿った行動で進めていく。
・実体験を物語ではどう描くと効果的か考える。
・テーマを表現するのは地の文やセリフではなくふさわしいエピソードで。
作品提出のなかったお二人から「一言トーク」でお勧め本の紹介がありました。
『小学五年生』重松清著(文春文庫)/『朝が来る』辻村深月著(文春文庫)
仲間の感想をお聞きするとスッとその感動が心に届き読んでみたくなりますね。
今後の予定は、次回は12月21日(火)が今年最後の合評会。一年はあっという間です。また、年度内に講師の先生をお呼びして対面合評会を企画検討中です。
(おごうふみこ)