【わらしべ通信NO.136】
2024年9月15日(日)
参加者9、欠席5名
久しぶりに、サークルブログを書く担当になりました。
過去に自分が書いた原稿を探してみると、コロナでたいへんだった2020年11月のものがありました。その日は、私ひとりだけがオンライン参加していたようです。合評のあと会場のみんなに手を振って通信を切ったら、ものすごくさみしくなったことを書いていました。あれは、本当にさみしかった…。今、電車に乗って気軽に会場に集まれることに、もっと感謝せねばと思います。お菓子を配れるのもうれしいです。
今月は3作品を合評しました。いずれも10枚程度で中~高学年向きです。
いつものようにメンバーそれぞれの視点から、様々な論点や意見があがりました。
・方言を使うことの利点と弊害について
・話の整合性をつけようとして、初稿にあった魅力的な部分を削ってしまってないか
・作者の持ち味を消さずに、かつ、できるだけ多くの人にわかってもらうよう改稿するにはどうすればよいか
・作者の抱いているイメージがちゃんと伝わっていないかもしれない
どの作品でも予定時刻をオーバーするほど盛り上がりました。
書き直しが必要な作品では、くじけそうな作者に「がんばって!」の声がいくつも飛び、私もがんばろう…、と思って帰ることができました。来月の定例会もたのしみです。
(山下みゆき)
【会員ニュース】
山下みゆき『直紀とふしぎな庭』(静山社)
第57回夏休みの本(緑陰図書)小学校中学年の部 選定
第36回読書感想画中央コンクール 小学校高学年の部指定図書 選定