【わらしべ通信NO.124】
9月17日(日)
そろそろ涼しくなっていい頃なのに、昼間の酷暑はまだまだ続いています。
汗をかきかき会場に到着すると、机の上で待っていたのはパンパンにふくらんだ分厚い封筒! 来月わらしべと合同合評会をして下さるみらくるぺんさんの原稿です。長編の合評をあまりしてこなかったわらしべメンバーはその厚みにびっくり!
「こ、これはすごい……」
ということで、9月の定例会はこの合同合評会の話合いから始まりました。
みらくるぺんさんのお陰で長編も中編も短編も勉強出来る欲張りな合評会になりそうです。また対面ということで直接お会いできるのでとても楽しみにしています。
さて、定例会の合評は3作でした。
・法律用語の扱い方
・主な登場人物が二人でも、読者が心を添わす主人公をどちらかに設定する
・時代設定を変えることでより伝わるメッセージがある
・自ずとドラマチックになる「病気」や「死」に頼りすぎない。また公募において病気や死を扱う作品は多いので、「またか」とうんざりさせないテクニックが必要
・昔書いた作品は今の風潮に合っているか点検すること
私の書き直しの作品も合評していただき、愛情たっぷりの激励を受けました。
「ガクッ! 全く創作ってやつは、奥が深いなあ~」
(きくち しづ)
★ 会員のニュース
『1話10分 感動文庫』児童文芸家協会編 新星出版社 9月14日発行に
萩原弓佳「新しい旅」を掲載
井上林子「冒険を始める朝」を掲載