【わらしべ通信NO.115】
12月18日(日)
木枯らし吹き荒ぶ(すさまじく寒いっ!)西宮の片隅で、年内最後のわらしべ定例会を行いました。今日の参加者は10名、メンバーからのステキなクリスマスプレゼントのチョコとおこしをいただいて、様々な情報交換後、3作品の合評をしました。
低学年向けが2作、高学年向けが1作、どれも作者の良さと思いがこもった作品でした。
子どもの成長や本心を丁寧に描く幼年物語は、いつの時代の子どもにとっても必要で、大切なものだと思います。ですが、書くのはとっても難しい! 幼い子にわかりやすく説明しようとすると、文章がまどろっこしくなって反対にわかりにくくなったり、状況や情景描写も的確に書かないと混乱させてしまいます。言葉選びも低学年がわかるものを吟味しなければなりません。高学年向け(YA)の作品も、抽象的な事を書く時は、それが読み取れるような表現が必要なのではないか、たとえつらい物語でも最後は救いがあったほうがいいのではないか、などなど……、メンバーみんなで頭を悩ませながら、それぞれの作品を良くするためのアイデアを出し合いました。
せっかくのおもしろいお話でも、読者に伝わらないと楽しんでもらえません。
でも、作者のオリジナリティーはなくさないように……!
今一度、読者である「子どもの目線」で書く大切さを、深く感じました。
☆わらしべメンバーの嬉しいニュースです!
きくちさん、おめでとうございます♪ 山下さん、読むのが楽しみです♪
●第49回 明石市文芸祭 児童文学の部 実行委員会賞受賞
「ぼくたちは進化する!」きくち しづ
●『謎解きホームルーム5』 新星出版社 12月25日発売
(「届かなかったメッセージ」 山下みゆき 掲載 )
(井上林子)
※わらしべ通信NO.114の訂正とお詫び
先月のわらしべ通信NO.114掲載した、連絡先のメールアドレスに、間違いがありました。正しくは warashibe_gogo2012@yahoo.co.jp です。(既に修正済み)
大変申し訳ありませんでした。ここにお詫びして修正、再掲載いたします。
どうぞよろしくお願いします。