2022年9月23日金曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.112

 

918()13:0016:00

台風が近づいており開催があやぶまれましたが、どうにか雨にもふられず、10名で定例会を開くことができました。

 

今日の合評は3作。

いずれもファンタジーやSFといった非現実的な作品だったので、「ああでもない、こうでもない」とアイデアを出し合うのも楽しくて、いつも以上に盛り上がりました。

中でも若手ホープの筆力と勢いはまぶしくキラキラで、年長者たちは「ほぉ~」と感心するばかり。

伸び盛りの人を眺めるって、なんだが自分も若返ったような気になりますね。

 

私はスポーツに全く興味がないのですが、アスリートの活躍を見て「元気をもらう」というのはこういう気持ちなのかな、と思いました。

 

今回面白かったのは、

「怪奇現象なら多少の説明不足や分からなさは雰囲気で許せるけれど、SFならそれなりの理屈の通る説明や、構成が必要だ」という説が展開されていたことですね。

「霊ならありえるけれど、SFならありえない」と。

よくよく考えたらどっちもありえないので、作者の好きなように設定したらいいはずなんですが、でもやっぱり世間には、幽霊のイメージ、SFのイメージがあって、その役割を求められるんだなあ、と実感しました。

 

今月は私も作品を提出していました。

毎回、合評前は、「小さな修正点を指摘されるくらいで、大まかな書き直しに至ることはないはず」と思うのですが、大抵その期待はものの見事に打ち砕かれ、

「わあぁ、最初から全部書き直しやぁぁ」となります。今回もそうなりました。

わらしべメンバーの鋭い指摘には、毎回目からウロコがポロポロ落ちます。

しっかり書き直したい所存です。

 

わらしべメンバーはみなさんとっても魅力的な方たちなのですが、今月はいつもオシャレな方が、私の好きな「フワフワのフレアスカート」で来られていて、よくお似合いだったのでうらやましくなりました。足元もお洋服にぴったりのサンダルでしたし。

寒がりだからと夏も靴下とスニーカーで過ごした私とはちがいますな。

「やっぱ私もサンダル買おうかなあ」と思って帰りに靴屋さんをのぞいたのですが、街の靴屋さんはもうブーツが並んでいました。残念。秋のおしゃれさんを目指そう。

(萩原弓佳)