【わらしべ通信NO.134】
7月21日、快晴♪
太陽が地上にむかって情熱的な自己PRを繰り広げる中、西宮市内の建物の一角で、7月のわらしべ定例会が開催されました。
今回の定例会では、メンバーの持ち寄った3つの作品について合評を行いました。
うちわけは幼年〜低学年向けの童話が2点、中学年以上向けの短編が1点です。
3作品とも、作者の「語りたいこと」や「伝えたいテーマ」が、きらりと光る力作ばかりでした。
その分、合評では「語りたいこと」を効果的に読者へ届けるためにはどうすればよいか(どの文や表現を大切にするのか、不要な文章はどこなのか等)、真剣な意見が飛び交うことに。
細かな言い回しやストーリー展開についても、「もっと具体的な言葉に変えた方が良い」「ここは〇〇といった展開にする方が、よりスッキリするのでは?」等の指摘があり、相変わらず「なるほど〜」の連続でした(๑❛ᴗ❛๑)
さて、そんな中、個人的に印象に残ったのは、今回、短編作品を提出されたあるメンバーからの一言でした。
「この場で教えてもらったことを、ぜんぶ書き直します!」
(※若干のニュアンス違いはご勘弁を笑)
...これ、サークル草創期から約10年にわたってご活躍されている先輩の言葉なんです。
内心、かっこいい〜!としびれました。
読んでもらうために書いている作品は、 独りよがりになってはいけない。
わかっているつもりでも、ついつい忘れそうになるそのことを、先輩の言葉でもう一度再確認させて頂いたような気がします。
私もいつか、「誰かの心に届く作品」を描けたらいいな〜と、心を新たにした夏の昼下がりでした(*´꒳`*)
(安藤 明子)
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