11月18日のわらしべ定例会は、「わらしべ3号」に関する話し合いからはじまりました。
それぞれ希望冊数を申告し、印刷する冊数を決め、編集作業もゴールが見えてきました。表紙がずれたり印刷で失敗しないように、最後まで気を抜かずに頑張っていきたいと思います。
今回のわらしべ、合評作品は3人の5作品でした。
幼年向けの3編連作ものは、大変かわいらしい作品だったのですが、やや「大人目線が気になる」という意見が出ました。
「お母さんが登場して、説明して、まとめてしまう」というは、みなやりがちなんですが、そこをぐっと我慢して、子ども目線で、子どもの世界を追ってほしいな、という「いうのは簡単、やるのは大変」な結論になりました。
低学年向けの作品は、1年生の男の子たちがイキイキしていて、とてもパワーを感じる作品でした。
「どこまで書くか」「どのように書くか」を詰めて、低学年でも分かりやすいように書き直せばきっといい作品になると思います。
中学年向けの作品は、高齢者と小学生が出会った一瞬を書いたお話でした。難しいテーマにしては枚数が少なく、やや言葉足らずなところもあって、創作サークルでありがちな「気心のしれた仲間だから理解できるけれど、作者のことを知らない人が読んだらどういう風に受け取られるか心配」な面もありました。
この日はドーナツを差し入れてくれたメンバーがいて、おいしくいただきながらの合評会でした。みんなおやつ大好きです。
(萩原弓佳)