2024年11月25日月曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会 

2024年11月23日(土)
出席者:6名
 
  急に冬が近づいて来て「寒いね~」の挨拶で始まりました。
今回は、近江ペンの会の作品集「四角いたまご」5号の確認、と、提出作品の中から4作品の合評をしました。
 すべて書き直しの作品です。
 
①幼年童話はグループ内では書く人が少なく、かわいらしい目線に、気持ちがほっこりしま  
す。ついつい笑顔になります。
 
②書く度に文章の流れがよくなっている作品、これは「いい文章は流れが自然で引っかからな
い」と、読者が期待をもって読める作品でした。
 
③緻密に描かれている部分に対して、最後があっさりしすぎるのでは?と、バランスについて
問われた作品もありました。
 
④作者だけがわかっていて、読者には伝わらない残念な作品もあります(自分です)。
無理に説明せずに、会話や行動から想像できることが望ましく、重要性の無い部分は省き、
文章にリズムを持たせ、テンポがある作品にすることと、作品を提出するたびに言われてい
るのですが……
 
 時間いっぱい、作品について、表現のしかたについて話し合い、差し入れのお菓子を食べながら、楽しく濃密な時間を過ごしました。なかなかみんなが集まることは難しいけれど、『書くこと』についての思いを交換できる、貴重なひとときです。次回は1月23日(土)に集まりましょう!              
 
(淡海 かよ)




2024年11月21日木曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.138】 

 

1117日、日曜日。西宮市の会場で「わらしべ定例会」がありました。みなさんコートやジャケットを脱ぎ捨てての合評スタート! 意見が活発になって盛り上がり熱を帯びるから? いえいえ、季節外れの温かさです。11月後半なのに気温が22度だとか。大丈夫なのか、地球!

参加者は12名。欠席者は2名です。わたしが持参したお土産の「きび団子」が12個入りだと会場で気づきドキッとしましたが、ちょうどでした。良かった。

まずはメンバーが出版された詩集を配ってくださいました。やわらかい表紙の絵からも、作者の雰囲気が出ているようで。ゆっくり読ませて頂こうと思っています。

合評は4作品。先月の予定では2作品しかなくて少し寂しいと思っていたら、こんな時に必ず出してくださる会員の方からの作品が送られてきました。そして当日に持参された速読作品も加わり4作品になりました。

そのうち3作は、創作童話の短編募集に向けて書かれたものでした。

短い文章の中に起承転結を付ける難しさ。登場人物の絞り方など、たくさんの意見が飛び交いました。もう1作は、自然現象をファンタジーに置き換えた作品でした。低学年でどこまで理解できるかも話題に上がりましたが「魅力的すぎる登場人物は主人公を曇らせてしまう」の意見に気付きがありました。たしかに~。童話を創作するって、本当に奥が深いですね。

(つじ まり)