2012年10月17日水曜日

紙ひこうき


紙ひこうき(埼玉)
  子どもたちの手に物語を届けたい!
 原点は「子どもたちに読んでもらえる作品を書きたい」でした。同人誌という紙ひこうきを飛ばし続け、気づいたら十年余り。読んでくれる子どもの年齢を想定して使う言葉を考える。設定は不自然ではないか……。生活童話なら……。ファンタジーなら……。絵本なら……。夢中でした。夢は追い続ければ叶うことを今、実感しています。漆原智良先生をはじめ、たくさんの方々からの励ましやご指導に感謝いたします。お蔭さまで、『紙ひこうき』十号記念童話集『「扉をあけると。」キサモヨトジボふしぎなじゅもん』を銀の鈴社から出版することができました。うれしいことに、日本図書館協会と全国学校図書館協議会の選定図書にもなりました。作風はバラエティ豊か、それぞれの個性が売りです。
 紙ひこうきは、今後もセカンドステージに向けて進化しながらも、原点を追い求め続けます。
加藤圭子
 
(『児童文芸』誌記事「サークル紹介」より転載しました)