2021年5月28日金曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会 定例会

4月24日(土)13時30分から15時15分
参加者:大塚篤子先生のほか11名
新型コロナウイルス感染拡大のため、今日の定例会は各々の会員が自宅などから参加できるZOOMで開催しました。

 新緑が目にまぶしく、初夏のような過ごしやすい季節になりました。どこかへお出掛けしたいところですが、新型コロナウイルス感染拡大の勢いは収まりそうもなく、また緊急事態宣言が発令され、お出掛けどころではありません。私たち近江ペンの会は滋賀県長浜市で定例会を開催していますので緊急事態宣言区域ではありませんが、遠方から出席される方のことなどを考慮してZOOMを利用した定例会を開催いたしました。
 2月27日(土)に定例会を開催した折、スマートフォンアプリLINEを利用してグループLINEを作り、会員相互の情報交換や情報発信が簡単に出来るようになりました。定例会に参加しにくい会員にとってへは、他の会員との交流の場ともなり、会のことを身近に感じられるようになったのではないかと思います。定例会で利用したアプリZOOMもそうですが、数年前には思いもしなかったことが出来るようになりました。
 前書きが長くなりました。今日の定例会では、300文字童話の良い点の振り返りと「児童文学塾」P62-63の正岡慧子先生のコラムを勉強。合評は300字童話を8作品、そのうち一作品は書き直しの作品でした。先月、見学に来てくださった方もご参加くださり、早速作品をご提出くださいました。大塚先生から「それぞれの作品のなかから宝物を見つけよう」とご提案があり、会員の個性が表れる作品に感想が寄せられました。また、擬人化の難しさと目線を定めて作品を書くことなど勉強させてもらいました。
 ZOOMでの定例会は遠方の方や家を離れられない方も参加しやすかったので、今日は12名のご参加でした。無料で使うZOOMは40分間の時間制限があり、時間切れで退出、再入室を繰り返しながらのでしたので合評が途切れるようなことがありました。顔を合わせての定例会が一番良い形だとは思いますが、外出し難いコロナ禍の今はこのような形が良いのかもしれません。
 何年か後に、こんなことしてたよね!と笑い合える日がきますように。

                    そめいよしの



2021年5月20日木曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信 N0.96 

 

早々と梅雨入り発表があった16日、5月のわらしべ定例会を、オンラインで行いました。緊急事態宣言の延長に伴い、先月に続くZoom開催となりました。参加者は13名でした。

 

初めに、総会を実施。昨年度の会計報告や今年度の予算案を承認し、2021年度の活動計画や各自の役割分担を確認後、年度内の発行を目指す「わらしべ4号」についても、打ち合わせました。

また、コロナ禍中でのオンライン定例会(会場併用する場合・しない場合)を踏まえ、今後の開催方法についても話をしました。感染状況に応じ、皆がより参加しやすく、不満の少ない方法を、臨機応変に検討していくことを申し合わせました。

 

合評は、YA・高学年向きのファンタジー短編、1作品でした。

画面超しに、参加者全員から活発な意見が飛び交い、和気あいあいの合評会となりました。

・独特の感性や詩情あふれる描写で、頭に映像が浮かんだ。

・主人公が何者で、どんな生活をしているかを知りたい。感情面も書いてほしい。

・何だか怖いと思わせるショートとして書き直しても、面白いのでは。短い言葉で主人公の 感覚を伝える方法もある。

その他、文章表現の参考本の紹介や、表現に迷いがあるときには、好きな作家の文章を書き写して参考にすると良い等のアドバイスもありました。

          (川島)

 




2021年5月11日火曜日

とんとんぼっこ

 4月24日は、とんとんぼっこの合評会でした。

広島もコロナ感染者数が増え続ける日々に、今回もやむなくリモート合評会です。尻込みするわたしたちに、リモートで合評する仕組みを辛抱強く進めてくれたメンバーは、会えないまま退会されてしまったけれど…。おかげ様でなんとかやっていますよ、愛媛のHさん!

とはいえ、メンバーそれぞれの事情があり、全員がリモートに参加できる環境にあるわけではありません。それに、スマホのラインを使ってのリモートなので、1時間が限度。というわけで、まずはメールで感想を送り合い、足りない部分やみんなに聞いてみたいことをおもに、リモートで話し合いました。

始まる前からなんだか緊張してしまいましたが、スマホの画面にみんなの顔がそろったら、うれしくなりました。

提出された作品は5編。今のコロナ禍を背景にしながらも、さわやかな心のふれあいの描かれた作品、おもいきって書き直された作品(ご自身で気に入っていたエピソードを、ざっくりと削る勇気)、子どもがとても興味をもちそうな自然を描いた作品、原稿締め切りの日に苦し紛れに書いた作品(これ、わたくしの!)。

そして、取材をされて書かれたひとつの作品。久しぶりに提出された原稿から、「この話を書きたい!」という気迫が伝わってきました。その熱い気持ちに、みんな刺激を受けたことと思います。

わずかな時間ではありますが、顔を見ながら話してみて、やはり「声」や「表情」から伝わるものは大きいなと感じました。そばにいるなら、言葉さえもいらないことも。それなのに、「文字」だけで伝えようとする文学は、無謀ともいえるかもしれません。そんな難しいことに挑戦しているんだな、わたしたちは…!


次回は6月26日(土)を予定しています。

(巣山)