2023年9月21日木曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.124

 

917日(日)

そろそろ涼しくなっていい頃なのに、昼間の酷暑はまだまだ続いています。

汗をかきかき会場に到着すると、机の上で待っていたのはパンパンにふくらんだ分厚い封筒! 来月わらしべと合同合評会をして下さるみらくるぺんさんの原稿です。長編の合評をあまりしてこなかったわらしべメンバーはその厚みにびっくり!

「こ、これはすごい……」

ということで、9月の定例会はこの合同合評会の話合いから始まりました。

みらくるぺんさんのお陰で長編も中編も短編も勉強出来る欲張りな合評会になりそうです。また対面ということで直接お会いできるのでとても楽しみにしています。

 

さて、定例会の合評は3作でした。

・法律用語の扱い方

・主な登場人物が二人でも、読者が心を添わす主人公をどちらかに設定する

・時代設定を変えることでより伝わるメッセージがある

・自ずとドラマチックになる「病気」や「死」に頼りすぎない。また公募において病気や死を扱う作品は多いので、「またか」とうんざりさせないテクニックが必要

・昔書いた作品は今の風潮に合っているか点検すること

 

私の書き直しの作品も合評していただき、愛情たっぷりの激励を受けました。

「ガクッ! 全く創作ってやつは、奥が深いなあ~」

(きくち しづ)

 

★ 会員のニュース

『1話10分 感動文庫』児童文芸家協会編 新星出版社 914日発行に

萩原弓佳「新しい旅」を掲載 
井上林子「冒険を始める朝」を掲載

 








2023年9月19日火曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会

2023年9月16日(土)

参加者 大塚先生他5名


 今年の夏は過去最高を上回る圧倒的な暑さとなりました。9月に入っても残暑は厳しく、例会のこの日も30度を超えていました。いつになったら涼しい秋が訪れてくれるのでしょうね。

 今回の合評作品は、新作一作品と書き直し三作品です。

 幼児向けの新作は発想がユニークで、幼児たちがこのお話を読んでもらったら、きっとみんな笑顔になるでしょう。そんな素敵な作品でした。

 書き直しは本当にむずかしいですね。読者を混乱させずに書くには、どうしたらいいのか。情景が浮かぶようにするには、どのように表現したらいいのか。その場面での言葉の選択は合っているのか。課題は多く残りましたが、いろんな指摘や感想が飛び交い、気付きもまたたくさんあって、とても勉強になりました。一作品、一作品、たっぷり時間もとっていただき、内容の濃い例会となりました。

 さて、四角いたまご5号に向けての作品合評がスタートしました。次回はどんな作品が飛び出してくるのか、たのしみです。

             早詩ひと美