2022年2月27日日曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん、

2022222日(火)13001600

オンライン勉強会

参加者6

 

2022,2,22 2が揃った火曜日に、北川チハル先生をお迎えして勉強会を開催しました。企画した時には、久しぶりに対面での勉強会をと、期待していたのですが、コロナ感染がおさまらない現状で、ズームでの開催になりました。

 

作品は幼年と絵童話テキストで6作品です。

みらくるぺんは、昨年から幼年に特化して勉強してきました。今回の作品は以前に仲間で合評をして書き直したものばかりです。

何度も推敲を重ねて提出させていただいた作品ですが、北川先生に指摘され、初めて気づくことも多く、ありきたりですが、「目からうろこ」の感覚でした。

北川先生が、メンバーの作品を全てスキャンしてくださり、画面共有でマーカーを付けた箇所を説明してくださるという、分かりやすい勉強会でした。結果、対面より指導が身近に感じられ、腑に落ちたという感想が多かったです。ズームでの合評の良さかもしれません。

最後にメンバーが感じている質問を、いくつか前もってお伝えしておき、答えていただきました。幼年で登場する子どもの名前の付け方や、性格、年齢をいつ明らかにするか。また物語に意地悪な子どもを出したい場合、どうしても、その子が必要なのかを再考すること。幼年の発達特性を考えるということを、改めて勉強させていただきました。

 

私たちのメンバーは、大阪、福井、滋賀、岡山と遠く離れていますが、2ヶ月に一度の画面での合評と、グループラインでの情報交換などで、親しく近い関係になっています。

便利に変わっていく時代と、変えてはいけない幼年の物語との向き合い方を、これからも仲間と考えて行きたいと思います。

 

*メンバーの活動紹介、

こうまるみづほさんが、あかね書房『おてがみ ほしいぞ』で、単行本デビューしました。

児童文芸誌に掲載された作品を長い期間温めて、丁寧に書き直しての出版です。

たくさんの方に読んでいただけることを願っています。

児童文芸家協会HP、会員からのお知らせコーナーに詳しく掲載していただいています。

 

*児童文芸誌への掲載

赤木きよみ  10.11月号  リレーエッセイ

おごうふみこ 12.1月号  if・・・?コーナーにエッセイ

橋永純子   2.3月号   if・・・?コーナーにエッセイ

 

 赤木きよみ





2022年2月24日木曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.105

 

2月20日(日)晴れ

 

今日の合評作品はYA向けの少し難しいSF物語でした。様々な意見がとびかい、かなり白熱した合評となりました。そんな中「難しいことは、おもしろくないことに、ならない」という意見が胸に響きました。児童書は対象年齢にあったわかりやすさが大事ですが、それは単純さということではなく、たとえ難解な設定や世界観でも物語自体がおもしろければ(もちろん、文章の伝わりやすさは大事)読者は読み進んでくれるはず。難しくても、頭を使う楽しさを味わいながら、かみごたえのある物語を読み通せた時、嬉しい達成感と、少し自分が賢くなったような、そんな高揚感を得られるのではないか――と改めて思いました。

 

 そして合評後は、「わらしべ」冊子第四号の完成をみんなで喜びあいました

 記念すべき、童話サークルわらしべ10周年にあたる今年、やっと完成いたしました! 

コロナ禍で何度も重ねた合評、イラスト描き、スケジュール管理、校閲、編集、印刷作業の手続き……、みなさん本当におつかれさまでした!! 個性豊かなわらしべメンバーの頑張りが集まった1冊になっているかと思います。ご覧いただいて楽しい気持ちになってもらえたら嬉しいです。どうぞ、よろしくお願いいたします!

 

※「わらしべ」第四号 は実費にて送付可能です。

warashibe_gogo2012@yahoo.co.jpへご連絡下さい。


 

 わらしべメンバー情報 

 

☆『おはなしSDGs 質の高い教育をみんなに 未来のハッピースクール計画!』

井上林子 作/木村いこ 絵/講談社

NetGalley にて3月9日まで公開 → https://www.netgalley.jp/catalog/book/249587

 

 (井上林子)







2022年2月2日水曜日

近江ペンの会

 近江ペンの会

  2022年1月29日(土)

   参加者 9名

 年末年始の大雪もやっと消えて琵琶湖の水位も基準値に戻ったというのに、京都も滋賀もコロナ感染者の増加で今年の幕開けもzoomで例会です。

もうすぐ発行となる「四角いたまご」第4号の最終チェックです。

タイトルや文中の漢字や送り仮名などの使い方には、書いた人の思い入れがあるので、本人に丁寧に確認すること。今日参加できなかった人にはラインで確認をする。

まとめ役のMさんには大変な作業を押し付けて申し訳ないのですが、冊子が出来上がるまでは、ワクワク・ドキドキ。

合評作品は 1作。感応式信号機を擬人化した作品

先生からのご指導は、「誰を対象にして書くか、しっかり決めてから書く。それによって使う言葉や漢字などの選び方が決まる。」ということでした。

 先月先生にご紹介いただいた児童文学作品2冊を読んだ方の感想。「やっぱりこんな風に終わるのだ」と言うありふれた結末では、子供たちは興味を示さない。また環境問題なども考慮して話を作る必要があるのではないか。

 コロナで昨年はオンラインでの例会が多く、おかげで皆はzoomの繋ぎ方も上手になったが今年はやっぱり、対面での例会になって欲しいと願う。

         かわむらまさゑ