2023年11月24日金曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信NO.126

 

1119日(日)

昨日は風が冷たく引きこもりたくなるような天気でしたが、今日は秋晴れ。定例会日和でした。

出席者は13名。合評作品は、たっぷりの6作です。

「わらしべ5号」掲載予定の作品も多くありました。

・エッセイ作品は、ご自身のスポーツ体験を題材にした楽しいお話でした。

・幼年向け作品では、読みやすさを重視した「句読点」の打ち方が話題になりました。

・高学年向きの作品は、公募に挑戦、選考に残るためは、の改良点について話し合いました。

・いつも不思議な雰囲気が魅力的な方の作品には、グレードについての意見や感想が複数ありました。

・ご自身の体験からファンタジーを取り入れた作品は、登場人物の家族や環境の整合性を確認しました。

・そして私の作品ですが「冊子に出稿するのは、まだ不安だ」と言う訳で再合評を依頼しました。

頂いた感想は、どれも納得。なんですが書き直すとなると、どこをどのようにすれば良いのやら。

しかし、他のサークルの同人誌も回覧されました。負けてはいられません。

また公募の案内もたくさん紹介されました。よし目標をもって書かなくちゃと気合が入った! かな?

(担当:つじ まり)





 

2023年11月7日火曜日

近江ペンの会

 「近江ペンの会」

20231028日(土)1330

参加者 大塚先生他7名  

定刻になり会は始まった。合評作品は前回からの引き続き1編と新しい2作品だった。

   前回からの引き続きの作品

内容は海外在住の日本人の小学生が、日本の小学校に体験留学し経験したことを作者が聴き、実話を基に気付いたことを中心に仕上げた作品。作者は主人公の興味関心のあるものに沿って話を進めていくが、作者のオリジナリティをそこにどのように組み込むか難しく、今後の課題となるだろう。一つの物語にしようとすると、作者の核となるテーマが必要との先生からのアドバイスであった。

   書き直しの作品

前回指摘されたところを書き直したが、充分書ききれなかったと作者の

弁。今回の新しい人物登場(犬のポチとおじさん)については、ポチはユニークな存在で参加者には好評であったが、おじさんは説教臭くこの場にはふさわしくない等々賛否両論あった。サッカーの試合のPKで失敗し、落ち込んでいる主人公が無理なく自然な形で元気を取り戻すにはどのように書けばよいか。皆さんの意見や感想を参考に作者の更なる一考が待たれるところである。

③ 書き直しの作品

4度目の書き直しと聞いて、まず自分の努力の足りなさを痛感した。

家族で潮干狩りに行き、採った貝は見たことのない貝で食べられるのかわからなかったが、食べられることを知ったという内容。

身近な人の体験や知識、情報をそのまま文にするのではなく、物語にするなら山場を作り、ハラハラドキドキ感があると良いとの先生のご意見だった。

作品を通して記録は記録として書き、そこから発展させることが大切との教えを頂いた。

今回は時間的に余裕があり、雑談も最初は作品がらみであったがそのうち予想もしない方向へ飛び、夫婦喧嘩にまで発展しそうだった話や勇気をもらえる熱っぽく感動的な話があったり、笑いのツボにはまる人がいたり等とても面白く、久々に近江ペンの会の仲間の温かさを感じる楽しく有意義なひと時だった。        うええもん





 

 

2023年11月1日水曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん

20231021日(土) 合評会13:3017:00  / 交流会17:0018:10

対面 会場:大阪市立青少年センター ココプラザ

参加者17名 わらしべ10名&みらくるぺん7

 

 秋の深まりの中、今回は関西のサークル「わらしべ」(作品提出2作)と「みらくるべん」(作品提出4作)が、講師にしんやひろゆき氏をお願いして合同合評会を開催しました。童話塾in関西からの流れもあり互いに心開き熱い合評会になりました。

 

提出作品は、短編3作(高学年)、中編1作(中学年)、長編2編(高学年)。

参加者による作品評の後、しんや講師から各作品に対し全体の感想や作品をよくするための分析やアドバイスをいただきました。

 講評の大切さに加えいつものメンバーとは違う人の意見を聞くのはとても学びになります。子どもの本の書き手は、その読者意識を持つこと、そして読んでもらうために作品の面白さについても考え工夫しなければいけないという思いも強くしました。児童文学の書き手としての大切な気づきや発見を得て参加者ひとりひとりは大いに考えさせられました。

 

講評後の交流会もしんや講師を囲みとても和やかな雰囲気で、幸せな一日となりました。

 次回は、2024213日(火)オンライン合評会を予定しています。

 

(おごうふみこ)

 

<会員ニュース>

☆『児童文芸』2023秋号 ミステリーの部屋に黒田ふみさんの「七日間の手紙」掲載

☆講演会・『おてがみほしいぞ』原画展/守山市立図書館 こうまるみづほさん