2015年12月25日金曜日
だんでらいおん
今秋からの、だんでらいおんのメンバーの報告をいたします。
*小春日和の12月5日(土)、12時半から合評会を行いました。所属メンバー8名のうち5名参加。いつもより人数が揃わないのは寂しかったのですが、その分あまり時間を気にせずに、それぞれの作品にたっぷり意見を述べ合うことができました。
忘年会は、飯田橋駅近くのお店で開かれました。「より良いサークルになる為に、だんでらいおんにおける新しい決まりを作ろう!」と盛り上がり、あっという間に時間が過ぎました。
参加者は充実感の得られた一日になったことと思います。
*真山みな子さんの「ふたごのボタン」が、日本児童文学者協会と童心社が主催の第8回「絵本テキスト大賞」において、3~5歳からのAグレードで優秀作に選ばれました。真山さんは、昨年の第7回でも、「あむあむじいさん」が、6~8歳からのBグレードで優秀作に選ばれています。
*児童文芸12・1月号誌上に、だんでらいおんのメンバーの二つの作品が掲載されています
・誌上ミニミニ添削講座のコーナーに、原山ゆうこさんの「シロサイくんの消防車」
・創作童話のコーナーに、よねむらけいこさんの「わがままなプリンカップ」
また、『どんな味!?童話に出てくるあの料理』のコーナーでは、真山みな子さんが、「雪の日のだんまりうさぎ・再現料理 やさいのシチュー」を紹介しています。いろんな野菜を、次々に鍋に入れてコトコト煮る、寒い日にぴったりのシチューを、わたしも作ってみたくなりました。
*メンバーの金井真紀さんの絵の展示について、私に代わり、原山ゆうこさんがレポートして下さいました。
『先日、カフェのアイヤーシャーレさんにお邪魔させていただきました。下北沢駅西口から徒歩約10分。オーナーは、だんでらいおん仲間の音森ぽこさんの旦那さま。
店内は、白を基調に、木のテーブルと椅子。窓辺には観葉植物や可愛いインテリア。アットホームな空間です。ご近所だったら、入り浸っていそう!
開業一周年として、窓辺のギャラリーを始められたそうです。10月から12月は、同じく、だんでらいおん仲間の金井真紀さんの絵が飾られています。金井さんの絵は、可愛くて色鮮やか。優しい気持ちにしてくれます♪
お知らせですが、来年の5月頃にも、金井さんの絵を展示予定だそうです。こちらのブログをご覧の皆さま、是非、アイヤーシャーレさんを訪れてくださいね。ぬくもり感あふれるお店と、金井さんのお洒落な絵が、メルヘンの世界へと連れて行ってくれますよ。
だんでらいおん(原山ゆうこ)』
この秋から初冬を振り返ると、頑張った方が多いですねー! お互いの励みになります。
次回の合評会は、来年4月16日(土)の予定です。全員の顔が揃いますように……。
(野城裕子)
2015年12月18日金曜日
2015年12月11日金曜日
とんとんぼっこ
早いもので、とんとんぼっこを立ち上げて一年がたちました。
今年の1月に初めての合評会を開き、4月にドキドキの見学会を開催しました。
当初、季節ごと年に4回の合評会を開こうねと始めたとんとんぼっこでしたが、合評会の前にプチ勉強会、ランチ会のついでに合評会、忘年会のついでに合評会…と、なんだかんだ集まっていたのでした。それには、見学会から参加してくれている新メンバーの創作への情熱によるところが大きかったように思います。それに、時に作家のかたが飛び入り参加してくださったり、遠くより顧問の沢田俊子先生が足を運んでくださったり…。振り返ると、どの日も、帰りは心をいっぱいに満たして帰途についたなと思います。
手さぐりの一年間でしたが、先輩サークルの方々から、貴重なアドバイスもいただきました。
皆様のあたたかい支えあってのことと、感謝しております。
さて、12月5日は、とんとんぼっこの忘年会兼合評会でした。
今回もスペシャルゲストが2名! 岡山のももっこ代表小郷文子さんが、158枚の長編をひっさげて参加してくださいました。普段、短編の提出が主なとんとんぼっこには、未踏の領域でした。本質に迫る講評は大変勉強になり、刺激になりました。メンバーのほとんどが小郷さんとは初対面でしたが、作品を読ませていただいていたから、昔からの知人のように打ち解けることができたとのメンバーの声。創作は人を結びますね!
そして、4月の見学会に続き、沢田先生も駆けつけてくださいました。諸事情で、なんと一睡もされないままの参加。ビールが入りながらも、まったく眠気も疲れも感じさせないパワフルさ! こちらの目のさめるような講評をいただきました。
朝の11時から始まった会は、お昼に忘年会をはさみ、午後4時まで続き、そのあと2次会。沢田先生のもと教室の同窓生も遠く今治からやってきて、盛り上がったのでした。「夕暮れワイン」おいしかった〜。沢田先生が寝不足でなかったら、獺祭もおすすめしたのに…。
(巣山ひろみ)
2015年11月20日金曜日
わらしべ
【わらしべ通信】 No、34
11月21日(日)
わらしべのメンバーの多くは、京都で行われた協会主催の「童話塾in関西」にも参加させていただきました。その興奮も冷めやらぬうちにわらしべがありました。童話塾がご縁となり、わらしべに見学、そして入会された方もいました。
さて、今回も同人誌に載せる作品についての合評会でした。
提出された作品は筆力のある方ばかりで、どれもとてもおもしろかったです。でも、ここは合評会。よりよい作品をめざして、沢田先生を中心にするどい意見がとびかいました。
・プロローグが必要
・店主の設定を読者にもわかるようにはっきりと書く
・三人称で書かれていても、主人公目線で書く
・主人公の葛藤を深くする
・人間でない動植物のセリフはダッシュなどで、区別する。等々。
合評会の後、シルバー会(?)やヤング会(?)に分かれて、ちょっと休憩しました。分かれたのに偶然、みんなが同じ店になりました。
きっと、ここでも作品について熱い議論がとびかったことでしょうね。
(担当:はやしまき)
2015年10月26日月曜日
とんとんぼっこ
10月24日は、とんとんぼっこ合評会でした。提出作品は4編。
この日は山口から、児童文学作家の中山聖子さんが参加してくださいました。中山さんは「べんり屋寺岡」シリーズ(文研出版)等、繊細な心情表現で、胸に沁みる作品を多数書かれています。
そんな中山さんから、言葉を大切にするということを教えていただきました。
・安易に定型句を使わずに、自分なりの言葉をしっかりと考え、選び抜く。
・五感を生かした記述を入れる。
定型句でさらりと書かれた箇所が、中山さんの講評の中で、主人公の肌ざわりを表した言葉に置き換えられると、物語がたちまち胸にせまってきました。言葉をひとつ変えることで、一瞬にして心深くに届く文章になるあざやかさは、ハッとする経験だったと思います。
4点の短編の合評に、いつの間にか3時間がたっていました(^ ^;)
合評終了後にお茶しました。カフェのソファが、なんとも座りごこちが良く、話はつきず。
まだ創作を始めて間もないメンバーから、「書くのがおもしろくてたまらない」との言葉。そのキラキラした瞳に、自分が書き始めたころの、3枚の童話を書き上げたときの喜び、ポストに投函するときのドキドキを思い出しました。そうですよね、創作は楽しいんです。
中山聖子さんも何度も何度も、「楽しかった〜!」と言って、帰っていかれました。
基本、季節ごとの合評会なので、次回開催予定は1月23日(土)ですが、その前に忘年会! どうせ集まるなら合評会もしたいと、またまた誰からともなく声があがったのでした。というわけで、12月5日は忘年会兼合評会ということになりそうです。
(巣山ひろみ)
2015年10月23日金曜日
わらしべ
【わらしべ通信No.33】
10月17日(日)
ハナミズキが色づき、キンモクセイの香りがただよう秋になりました。
寒さにふるえる日もありましたが、今日は晴天で暑いぐらいです。わらしべの熱気が伝わったのかもしれませんね。
開始からハプニングがあり、会場の外で合評をすることになりました。それも楽しと沢田先生の提案にみな賛成です。
諸連絡をしているうちにすぐに会場が開いたので、本来の場所にもどり、合評が始まりました。今回は、見学者も一人いました。
合評作品は、創作が3つ(短編1編、長編1編、一枚童話)、エッセイ2つの5作品でした。今回も沢田先生のアドバイスも含め、様々な意見がとびかいました。
・思いついた言葉にこだわらない。出だしはこの場面にして構成をやり直したほうがよいのでは。エッセイのほうがいいのか、創作のほうがいいのか。題名の工夫は。未来の話はもう少し、想像できるような設定を。等々
・一枚童話は沢田先生から提案された400字で書く童話です。たった400字で書くお話は難しいけれど、楽しいです。今回はウインナーが出てくるかわいいお話でした。みなさんも一度書いてみてはいかがでしょう。
厳しくもあたたかいわらしべに出席すると、やる気が出ます。
見学者も入会をしてくれることになりました。新しいメンバーをむかえて、またお互いがんばりましょう!
*わらしべメンバーのお知らせです。
・井上林子さん作「2分の1成人式」 講談社
・うたかさん、石神さん「おはなしの森3」 神戸新聞総合出版センター
メンバーの活躍がうれしいです。ご出版、ご掲載おめでとうございます。
(担当:はやしまき)
【聴講生募集のご案内】
童話サークルわらしべでは、毎年プロの作家の方をお招きして勉強会を企画しています。今年度は下記のとおりの日程にて行います。作品合評形式の勉強会です。
★日時 12月20日(日)13時~16時
★場所 朝日新聞阪神支局3階会議室(阪神電車西宮駅下車)
★内容 児童文学作家 香坂直さんを講師にお招きして作品合評など
つきましては、若干名の外部聴講生の受け入れをいたします。(要参加費)
ご希望の方は下記わらしべあてにメールで連絡をしてください。
(申し込み・問い合わせ先 藤谷クミコ)
warashibe_gogo2012@yahoo.co.jp
2015年10月19日月曜日
ももっこの会
2015.10.8
岡山サークル「ももっこの会」、10月例会でした。
この日の参加者一同のお目当ては…永井会員による“発音体感”のミニ講座!
前回の例会で心ひかれた話題とあって、みなさん興味津々で集まりました。
6名の参加で、4作の作品批評と、「へー!」「ほー」「わあ!」と感嘆詞の
飛び交うミニ講座という、楽しい例会となりました。
文字の音の響きが、その意味以前に、言葉にさまざまな印象を与えること、
そして発音体感が、いかに意識下で私たちのイメージを左右しているかを、
楽しく学ぶことができました。
五感の妙に、あらためて驚きと感動を覚えつつ、創作にうまく活かしていきたい
と、思った次第です。とても充実した時間でした! (堀江潤子)
2015年10月9日金曜日
だんでらいおん(東京)
皆様こんにちは。 お元気でいらっしゃいますか?
だんでらいおん所属の、わたなべちとせです。
この度、メンバー持ち回りでサークルブログ原稿を準備する運びとなりました。
どうぞ宜しくお願い致します。
***
先ずは、合評会の話題から。
9月26日(土)、日本児童文芸家協会事務局をお借りして、6名出席の合
評会を行ないました(現在8名所属)。
当日、時間内で読み上げられる程度の短い作品以外は、合評会の2週間程前
までに各メンバーに原稿をメール送付し、読み込んで、当日に臨みます。
原稿用紙5枚前後から50枚程度。6名6様の個性溢れる作品が次々に繰り
出されます。
濃い時間というのは、本当にあっという間に過ぎてしまうものですね。順番
に感想や意見を述べていた筈が、いつの間にやらフリートーク宜しく、テーブ
ルを挟んで<ぽんぽんぽんぽん>アイデアが飛び交います。
この日、昼12時半から始められた会も、ささやかな休憩を挟んで続き、気
付けば夕方17時。
得てして、創作は孤独な作業になりがちですが、合評会は作品に新鮮な空気
を送り込む作業の如し。
本当にありがたい事です。
***
さて、お次はサークルメンバー原山ゆうこさんご参加の『こころを育てるお
はなし101』(高橋書店/2015年6月30日発行/定価1700円<税
別>)のご紹介です。
国内外の昔話や昔からなじみの深い名作等101話それぞれを、2ページか
ら4ページにコンパクトにまとめ、全見開きにオールカラーの挿絵が付けられ
た、ハードカバーです。
これからの季節、ぽかぽかと暖かな布団の中で、寝る前のひと時を親子で過
ごすのに丁度お誂え向きの1冊。
そうそう! クリスマスプレゼントにも良さそうです♪
おしまいに私、わたなべちとせの自己紹介を……。
手作り絵本(テキスト、原画、製本)創作から始まって、児童文学の世界に
お仲間入りさせて頂いてから、かれこれ約17年。
児童文芸家協会様にお世話になるようになって、約3年半になります。
この『だんでらいおん』の他に、絵本テキストの合評を行なう『たまご作家
研究会/絵本テキスト部』にも所属しています。
児文芸主催の書きおろし童話展には、3年前から参加。
神宮前のギャラリーTOKI ART SPACE にて、毎年8月に開催される『本』
をテーマにした作品展『THE LIBRARY ~(西暦)~』に、去年から手作り絵本で
参加。
また、上野の東京都美術館を会場に、毎年9月に開催される『美術の祭典/
東京展』の<絵本の部屋>にも、今年から手作り絵本で参加させて頂いていま
す。
***
まだまだ勉強する事がたくさん!
これからも、<あぁ、楽しかった!>と思ってもらえるような作品作りに、
日々励みたいと思います。
尚、次回合評会は12月5日(土)(忘年会込み♪)です。
拙い文章に、お付き合いありがとうございました。
これからも、だんでらいおんを、どうぞ宜しくお願い致します。
季節の変わり目です。皆様、くれぐれもご自愛下さいませ。
(だんでらいおん・わたなべちとせ)
登録:
投稿 (Atom)