2020年8月27日木曜日

童話サークルわらしべ

 わらしべ通信 NO.87

 

お盆休みでカンカン照りの8月16日、わらしべはいつもの西宮の会場にて、真面目に定例会を行いました。コロナ禍のなか出席者は8名、オンライン参加は3名です。

今回はラッキーにも、施設が所有する希少な無料Wi-Fiを借りることが出来たため(お盆休みですからね)、持参したタブレットやスマホで、Zoomミーティングのための接続テストや操作練習をしました。苦手なメンバーも詳しいメンバーに教えてもらいながら、みんなでがんばりました。

 

合評は2作品でした。

・中学年向けの書き直し。      

秘密がばれないように、主人公があるアイテム使って、家族を丸めこもうとするお話です。改行が多いため箇条書きっぽく感じる等の指摘はありましたが、概ね好評でした。ラストで主人公が反省し成長できると、さらにこの作品は飛躍するのではないかといった意見も出ました。とても楽しいお話でした。

 

・大人向け ショートショート

この作者の作品はいつも面白くて、楽しませてもらっています。

今回は「パラレルワールド」を扱った作品。

人生で訪れる、さまざまな「選択」がモチーフになっています。

読者によってラストの解釈がマチマチだったので、どんな人でも勘違いしないオチを使うと良いのではという意見に一同頷きました。

 

タブレットやスマホをチラ見しながらの合評会で、途中オンライン参加者の音声が聞こえづらいというハプニングもありましたが、どうにか乗り切りました。

(聞こえないと、みんな耳に手を当てるんですね。なかなか妙な光景でした。(笑) 

この先もどんな状況になるか分かりませんが、負けずに活動していきたいと思っています。

 

(きくち しづ)

 

【会員のニュース】

萩原弓佳さん   シリーズ新刊(8/22発売)

 『ラストで君は「まさか!」と言う 見えない秘密』  PHP研究所(共著)


 




2020年8月6日木曜日

だんでらいおん

 真山みな子さん、おめでとうございます!

 

新型コロナウィルスがなかなか収束しないため、だんでらいおんの合評会をずっと開催できずにおります。

 先が見えず、暗く長い長いトンネルはいつまで続くのだろうと悶々としていたところ、先日、まぶしいほどの光が差し込みました。

『第19回創作コンクールつばさ賞』の童話部門で

真山みな子さんの「しおりこぶたのぷーもん」が優秀賞を受賞されました。

真山さん、おめでとうございます!

 一緒に創作に励んできた仲間として、こんなに嬉しいことはありません。だんでらいおんのメンバーは、真山さんから大きなエネルギーをもらいました。ありがとうございます。

 「しおりこぶたのぷーもん」は、『児童文芸』の次号に掲載予定です。みなさん、楽しみにしていてください。