2020年11月24日火曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信No.90

 

1115日(日)、いつもの西宮の会場でわらしべ定例会がありました。

出席者は11名。加えて1名がオンライン参加で、この「1名」というのが私でした。

私は7月からの毎月の定例会を、全てオンラインで参加させてもらっています。

 

会場のメンバーには、オンライン参加の環境を作るために、毎月、本当に様々な試行錯誤をしてもらいました。

施設が所有する無料Wi-Fiの予約が取れて、それでつないでもらった回もありますし、メンバーの自前の機材で対応してもらった回もあります。今回は、また新たに、有料のレンタルWi-Fiを使う方法も試してもらったようです。新たにマイクを新調してくれたメンバーもいます。

その結果、今や、会場にいるかのように音声もしっかり聞こえるし映像もばっちりという、たいへんありがたいことになっており、今回など、会場のメンバーに混ざって集団じゃんけんをすることもできました。

「来られないメンバーを、どうにかしてつなげてあげよう!」という会場の方々の気もちに、ただただ感謝するばかりです。

 

合評は低学年~高学年向けの4作品でした。

・対象とテーマにふさわしい人称を選べているだろうか

・短い話では冒頭から主人公を出した方がいい

・同じもので呼び名が変わると混乱する

・ファンタジーでは細部が気になって、話に入り込めなくなることがある

・無茶な設定がOKかどうかは、その話がおもしろいかどうか、つまり、作者の腕によるのでがんばろう!

などなど、たくさんの意見が出ました。

全て、本来なら欠席して私は聞くことができなかった意見なので、いつにも増して大切に心にとめておこうと思います。また、わらしべ10周年を記念した冊子4号へ向け、役割分担も済ませました。

 

会の終了時には、会場のメンバーがカメラ越しに手を振ってくれ、私も手を振り返しつつ「退出」のボタンを押すのですが、その瞬間が本当にさみしい…。

会場に行ける日々が早く戻りますように。

 

(山下みゆき)