2016年5月20日金曜日

わらしべ

【わらしべ通信 NO.40
5月15日(日)
月1回の定例会。出席者17名、欠席者3名でした。
今日は総会。「わらしべ」は2012年に発足したので、第4回目になります。
昨年度の事業報告と決算報告があり、本年度の会計予算案と事業計画案が配られました。

次に「わらしべ第2号」の感想会。
その前に、送付させて頂いた方々からの反響が読み上げられました。
励ましや、ご意見など、ありがとうございます。
嬉しさと、反省と、次回への改善点……時間が足りず、続きは来月に~となりました。

合評1作目は、6年生の男の子が、山で基地を作るハラハラ・ドキドキの大冒険物語。
「大冒険でも、リアルとかけ離れすぎると感情移入できない」
「行動には、意味を持たせた方が良い」などの意見が出ました。
ご自身の経験も含まれた内容で、アツイ気持ちが伝わってくる作品でした。

合評2作目は、牧場で楽器を奏でる少年に起きた不思議な出来事のお話です。
葛藤を持たない少年を主人公にした作品を書いてみたい! と思われたそうです。
「でも葛藤を抱え、主人公が最後に変化したほうが共感できるのでは」
「楽器の音を文字であらわすには、どんな方法が良いかな~」
みんなが悩んだことのあることを、一緒に考えることができました。

「わらしべ」では、コンクールを目標に作品を書かれている方もたくさんいます。
応募には、主催する企業を理解し、マナーやルールを守ることが必要なようです。
さぁ! まずは、作品を書くとしますか。

                         (担当: つじ まり)

2016年5月17日火曜日

童話の会 ペパン

童話の会“ペパン”2015年~2016年の活動を紹介させていただきます。

童話の会“ペパン”は、発足4年目を迎え、現在17名のメンバーが参加。光丘真理先生にご指導をいただきながら、ファンタジー、ナンセンスの物語、詩、絵本テキストなど、それぞれ個性ある作品を例会に持ち寄り、互いに切磋琢磨しながら、魅力ある作品づくりを目指しています。今年は昨年に続き、同人誌“ペパン”Vol.2の刊行を計画し、また公募各賞への積極的なチャレンジもしたいと取り組んでいます。(報告:代表/三田村慶春)

★月例会:毎月第3火曜日 午前10:30~15:00

2015
2月:三田村慶春/ワンダー絵本『にんじん ごぼう だいこん』世界文化社より出版

4月:いげたゆかり/東京・三鷹市《星と森と絵本の家》主催、絵本原画展優秀賞受賞
    作品名『ともだちの星』

5月:同人誌『ペパン』創刊号出版
   児童文芸家協会主催「サークル交流会・総会・懇親会」にメンバー数名が参加

9月:渡辺 朋、三田村慶春、いげたゆかり/受賞・出版記念祝賀会開催
   正岡慧子さん、金治直美さん、後路好章さん、赤羽じゅんこさん、よねむらけいこさん ほか、多くの方々にご参席いただき、お祝いの言葉をいただきました。

10月:いげたゆかり/東京・三鷹市《星と森と絵本の家》主催、絵本原画展優秀賞作品
    『ともだちの星』原画展(201510月~20161月)。
    会場:国立天文台内《星と森と絵本の家ギャラリー》

12月:★光丘真理先生/『ようこそ 、ペンション・アニモーへ』(汐文社)
出版記念祝賀会開催/ゲスト:後路好章さん(編集者)、永安顕子さん(汐文社)。
    ★光丘真理・文/いげたゆかり・画『みんなが さみしくないように』(NISSHA
出版/白金ロータリークラブ企画/おばあさんの知恵袋・制作協力

2016
 1月:国分寺在住、童話作家・赤羽じゅんこさんをお招きしての例会。
    童話づくりのヒントをいただきました。

 2月:童話作家・正岡慧子さんをお招きしての例会
童話づくりのアドバイスをいただきました。

 4月:いげたゆかり/毎日小学生新聞日曜版「こどもしんぶん」にて、

    『メックラポウからとんでこい』(さかきかずこ・文)に挿画を連載。





“ペパン”月例会のようす

『ともだちの星』いげた ゆかり作・絵

『ともだちの星』原画展
三鷹市《星と森と絵本の家》ギャラリー

『みんなが さみしくないように』
みつおか まり・文/いげた ゆかり・絵
『ようこそ、ペンション・アニモーへ』
光丘真理・作/岡本美子・絵
『メックラポウから とんでこい』
さかき かずこ・文/いげた ゆかり・画
毎日小学生新聞日曜版2016年4月〜5月連載


 
渡辺朋・いげたゆかり・三田村慶春
受賞・出版、同人誌刊行 記念祝賀会





2016年5月6日金曜日

だんでらいおん

ブログのアップが遅くなってしまいましたが、4月16日(土)に、だんでらいおんの定例合評会が行われました。
2014年4月に発足しただんでらいおんも3年目に突入。最初は少し遠慮がちだった意見交換も、気心がしれてくるにつれ、忌憚ない、その分実りの多いものになってきている気がします。
という訳で、毎回の合評会がとても楽しみなのですが、4月は新年度の行事なども多い季節です。転勤にともなうお引っ越しや、お子さんの学校のこと、お仕事のご都合や、(新年度とは関係ありませんが)介護のご事情などで、今回はいつになく欠席者が多くなりました。
メンバー8名のうち、4名が欠席で参加者は4名。
そこで、いつもの協会事務局ではなく、カフェで開催することにしました。
メンバーのひとり音森ぽこさんのご主人が営まれる、下北沢のカフェ、アイヤーシャーレ。ドイツのお菓子も、ランチの食事もおいしい、すてきなお店です。










さて、合評のほうは、全員が原稿用紙5枚の童話を提出しました。
時間の余裕もあり、たっぷりと意見を交わすことができました。
動物が主人公のファンタジーが重なり、その動物の正確な生態をどこまで描くべきかといったことが話題になりましたが、それは、作者がその物語を通して伝えたいことが何なのか、何が主眼なのかによって変わってくるという意見が多かったようです。

それから、メンバーの近況の報告も。
よねむらけいこさんの、「レットくんの朝は大いそがし」が「第2回 よみうりカルチャー童話コンテスト」の最優秀作品に選ばれました。
よみうりカルチャーのホームページで作品をお読みいただけます(http://www.ync.ne.jp/omori/2016/02/2_1.html)。
音森ぽこさんは、『がくしゅうメイト すきっぷ 1月号』に「いちばん おいしい おぞうに」を、『チャイルドブック・ゴールド みんなともだち 1月号』に「さるじぞう(再話)」をお書きになりました。
仲間の活躍は、とても刺激になります。
次回の合評会は7月です。みんなの顔がそろいますように。
                              (真山みな子)