2016年1月25日月曜日

とんとんぼっこ


1月23日は、発足から一周年を迎えたとんとんぼっこの、初めての総会&合評会でした。
会計報告をして、昨年の活動をふりかえり、今年の活動計画を立てました。
県外など遠くからやってくるメンバーが多いので、今年も無理なく、合評会は季節ごとの年4回とすることにしました。
今年の合評会は1月23日(土)、4月23日(土)、7月23日(土)、10月22日(土)を予定しています。それぞれ第四土曜日です。
今日はひとり、新メンバ—を迎えました。沢田俊子先生の童話教室時代の同窓生男子です。愛媛からしまなみ海道を渡り、初日から合評会用原稿をひっさげての参加! その心意気に応えるべく、遠慮のかけらもない講評をしちゃいました(笑) 
彼は阿刀田高/選公募「こわい話」の受賞作が、文庫本アンソロジー(光文社刊)になるなどの腕前。童話サークルの中では異色の経歴かもしれませんが、いろんな角度からの合評が加わるのは、メンバーの刺激になることでしょう。
そして今回は、昨年11月に開催された「童話塾in関西」に参加したメンバーが、そこで学んだことを、みんなに伝えてくれることになっていました。しかし残念なことに、事情で急な欠席でした。そのかわりに、みんなにプリントをことづけてくれました。童話を書くときに留意すべき点が大変わかりやすくまとめてあって、今回はそのプリントを参考に合評をおこないました。
                                 (巣山ひろみ)

2016年1月22日金曜日

わらしべ

【わらしべ通信】 No.36

1月17日(日)
 新しい年をむかえて、初めてのわらしべの定例会が行われました。
いよいよ、同人誌にむけての合評もこれが最後です。今回も沢田俊子先生に来ていただきました。メンバーは、気を引きしめる思いで、臨んだことと思います。

今回は、4つの作品について合評しました。詩から創作へと書き直した作品、同じ設定で別の物語に書き直した作品、昔話風の短い作品、2つの視点から、同じお話を書いた作品です。そのうちの一つは新メンバーによる作品でした。
よりよい作品になるよう、合評にも熱が入ります。
・主人公の性格の設定は、読者が応援したくなるような設定にする。
・説明ではなく、場面で書く。
・いろいろな設定は、作品に書かない部分もしっかり決めておく。
・対象年齢に応じた漢字、文章にする。
・伏線は、読者にわかりやすく書く。等々。

 いつも合評に出ると、自分の作品はどうかと反省させられます。同人誌にむけて、がんばりたいと思います。

 合評会のあとは、場所を変え、イラスト担当のメンバーで、イラストについて話し合いました。
よりよい同人誌を作りたいものです。


                       (担当:はやしまき)

2016年1月8日金曜日

ももっこの会


 1224日のクリスマスイブは岡山サークル「ももっこの会」例会でした。
 午前9時半開始。参加者7名、作品6作。今回のテーマは「第五回童話塾in関西」の報告会と短編作品合評会。報告会では正岡慧子先生の講演『五枚童話で羽ばたこう』の内容に沿って創作ノウハウを仲間で共有しました。続いて日本新薬受賞作絵本『しりたがりのお月さま』の元原稿と絵本を用いて絵本はどんなふうに文章を研ぎ澄ましているのか学びました。童話塾の分科会で配布されたチェックシートを使って作品の課題を見つける方法は、各自の創作活動でも今後活躍してくれそうです。報告会の後、「是非公募にチャレンジしたい!」といくつも声があがったのが嬉しかったです。引き続き短編作品の合評会では提出された作品についてストーリーや登場人物が魅力的か、必然性があるか、子どもにわかる文章で書かれているか、ラストはどうかなど一つひとつ丁寧に合評しました。作品のプロット的なものも1作あり、作者の書きたいことを語ってもらいみんなからの感想なども出し合いました。また、公募先の情報交換をしました。どの公募を目指すかと具体的な目標を上げてみるのも創作活動のモチベーションをあげてくれるので大切だと思います。  
 持ち寄りのお菓子をいただきながら、みんなで次回の予定を決めながらほっと一息、「来年の2月例会がまちどうしい」の声に同感です。時間いっぱい熱く語り合い今年最後の例会はお開きに。今回は短編合評会Part4でしたが、回を重ねるごとにわくわくが積み重なっています。新しい年も元気に集まりあってよく学び、よく語り、メンバーのよいニュースが聞けるようにと心より願っています。                                 (おごうふみこ)