2020年12月24日木曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん

 

1214日(月)13001500 対面(ウィングス京都)講師2名 参加4

1221日(月)13001500 リモート       講師2名 参加6

 

今回の勉強会は、対面とリモートの2回に分けて行いました。対面の会場はいつものウィングス京都です。沢田、大塚両先生と4名が参加して2作品を合評しました。対面での合評は実に一年振り。コロナのためリモートでは顔を見ていましたが、集まれたことにまず喜びを感じました。もちろん、換気のためドアを開けて、マスク着用、飲食無しです。

対面ということもあり、意見が活発に出会い、展開し、作者が思いつかないような伏線のヒントがでたり、やはり合評は対面がいいと心から思いました。

一週間後は、メンバー全員参加で遠方の仲間の2作品をズームで2時間かけて合評しました。

家にいて、着替えることもなく、参加できる合評。今の時代だからできること。これもありがたかったです。メンバーは前もってメールで意見は伝え合っておき、当日は先生方のご意見をメインにと思っていたのですが、1作に時間がたっぷり取れたので、先生方からのご意見だけでなく、メンバーも発言しあい、対面と変わらないほどの充実感がありました。今後のことはどうなるかわかりませんが、臨機応変に、勉強会を続けていこうと思っています。

 今回の作品は祖母の死や、認知症、実験動物の実態など深刻な内容を子どもにどう伝えられるか、作者が苦悩している作品が3作と、自然の中にいる小さな虫や花の変化に子どもの成長を重ねる作品でした。どれも完成度は高かったですが、いろんな意見、違う切り口のヒントがでて、作者だけでなく、他のメンバーも一緒に考えて刺激を受けました。

 対面だけでなく、メールやリモートで勉強できる環境に感謝しつつ、次回3月の合評会での再会を約束し、パソコン画面に皆でバイバイしながら終わりました。

 

                             文責  赤木きよみ




 

2020年12月22日火曜日

童話サークルわらしべ

 【わらしべ通信No.91

 

 

 1220日、いつもの西宮の会場で、わらしべ定例会がありました。

出席は12人、欠席4人。リモート参加はありませんでした。

 合評作品は5作品。

ファンタジーあり、YAあり。作品の長さも400字詰め3枚から45枚まで多様でありました。

 「エッセーにしたいのかそれとも物語にしたいのか」

「童謡にもしてみたいが、書き方がわからない」

「おばはん、の用語は不快である」などなどいつも通りの活発な意見交換がありました。

 今年は、コロナ禍の中での活動で、運営者側はリモートの準備など煩雑な準備を余儀なくされました。ほんま、おつかれさんでありました。

 忘年会もなし。終了後は三々五々、師走の街へ消えました。

 次回は2021117日。(安村弘)

 

【会員のニュース】

萩原弓佳さん 新刊(共著)発行 2

●『ラストで君は「まさか!」と言う 放課後ミステリー』

 (3分間ノンストップショートストーリー)/PHP研究所

●『謎解きホームルーム』

一般社団法人 日本児童文芸家協会編









2020年12月7日月曜日

とんとんぼっこ

2月5日 土曜日例会

 広島でも、今週から急にコロナ感染者数が増えました。師走の街は、派手なセールや飾りもなく控えめにクリスマスソングが流れていました。いつも12月の例会は忘年会を兼ねていましたが、今年は合評のみです。

 参加者4名 合評は3作品

 ある程度長い物語では、設定を明確にしておかないと世界観が読者に伝わりにくい。作者には見えていても、ささいな言葉一つで受け取り方が違ってしまう。

 幼児向けの作品では、登場人物の名前でもキャラが反映される。言葉えらび、シーンの展開、ありきたりにならない工夫。

 ファンタジーの作品では、現実を丁寧に掘り下げて、不要な部分の見極めと方向性の明確化。

 3作品とも、伝える為にどう磨いていくのかをじっくりと合評しました。やはり顔を合わせるのは嬉しいもので、他者の意見を聞いて相槌や反応がその場で分かります。来年こそ、メンバーと心おきなく集えますようにと願うばかりです。どうぞ皆様良いお年をお迎えください。

 次回は、2021年2月27日土曜日の予定です。

(岡本浩子)