2020年3月12日木曜日

近江ペンの会

近江ペンの会例会
2020年2月22日土曜 13時30分から16時ごろまで
出席者 大塚篤子先生の他7名。

 今年も暖冬。昨年の1月に書かせていただいたサークルブログにも「暖冬、

雪の少ない冬」と書いていましたが、今年は昨年よりも暖冬で滋賀県長浜市で
はほとんど雪が降りませんでした。
寒い冬の朝の除雪作業がないことはありがたいですが、環境への影響を考える
と少し心配になりますね。
 今日は、まず、Sさんのノンフィクション作品の合評。その後、事前に大塚
先生から「原稿用紙1枚、400字でお話をつくりましょう」と出された宿題の
読み合いと合評でした。
 Sさんのノンフィクション作品については、先月勉強した説明文であるか
描写文であるかや、誰の目線で書いているかについて考えました。大塚先生
からは、誰に向けて何を伝えたいかということを考えて書くといいのでは
などと講評がありました。Sさんは、自然の中のさまざまなことについてよく
ご存知で、私たちに伝えようとしてくださっています。私はSさんと同じ地域に
住みながら知らないことが多く、その科学的な知識の多さにいつも感心して
います。
 400字童話については、各々の個性あふれる作品ばかりでした。私は400字

では収まりきらず600字にもなってしまい反省しきり。たかが400字、されど
400字。文字数の制限がある中で何を書くか、伝えたいことをどのような
言葉で伝えるかなど難しいですね。次回の例会までに原稿用紙1枚で仕上げる
ようにと再度宿題が出されました。
 世界中が新型コロナウイルスに右往左往しています。今までにない感染の形、
目に見えないウイルス、感染しても発症しない、発症していても症状がない
など捉えどころがないように感じます。子どもたちが1年間積み重ねてきた
とを次のステップへ向けて花開かせる大切な季節に、学校へ行けない、
卒業式ができない、このままでは入学式も…という事態は残念でなりません。
なんとか4月には今まで通りの生活が戻りますように、子どもたちが笑顔で
桜が咲き誇る道を歩けますように願っています。
 
 三九三九



2020年3月3日火曜日

みらくるぺん

みらくるぺん

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、3月の定例会は中止になりました。
また、6月に実施予定だったステップアップ勉強会は、今年度見送りと致します。

社会が先行き不透明な不安感に包まれていますが、1日も早く終息することを
願うばかりです。
みなさまのご健康をお祈りしております。

                             鬼村テコ



2020年2月25日火曜日

とんとんぼっこ

令和2年 2月22日(土)

今年最初のとんとんぼっこ定例会です。
市内に向かう電車の中に、外国人観光客がいないことに気がつきました。
新型コロナの影響かな? と、思いつつ市民交流プラザにつくと、今日の参加者6名のうち5人がマスク姿でやってきました。
広島ではまだ感染の報告がありませんが、用心するにこしたことはありません。



今回の作品は5作品。

まずは絵本テキスト用の原稿。3度目の書き直しです。
書き直してやさしくわかりやすくなったという意見と、前の話の方がテーマ性があってよかったという意見にわかれました。
また主人公の姿がわかりにくい、絵が浮かぶように描写するようにという意見もでました。

2作目は童話。
勢いで書いていた前作を、きちんと設定をして書き直したもの。
新たなエピソードを入れた分深みは増したが、だらだらと長すぎる場面があると指摘がありました。

3作目は絵本用の原稿。
楽しくてかわいくてリズムもいい。
主人公は見ているだけではなく、ファンタジーに参加させてみては、という意見が出ました。

4作目はロマンス。
初めにミスリードしておいてラストで真相を出し、盛り上げるという手法が成功し、細かい指摘はあったものの
今日参加の乙女たち全員から「素敵だ!」という言葉を引き出しました。

5作目は小学一年生用のホラー。
ホラー部分の描写はさすがの不気味さですが、ラストのあっけなさがひっかかるところです。
今からまだ詰めていかれるのでしょうから、仕上がりに期待です。


帰り道
息子さんが、なんと今日(!)入籍し、今からお祝いに行くという人が!
そして、昨年末に初孫が生まれて、今から面倒をみに行くんだ、という人も!
先に二人と別れ、残りの4人でお茶をしていると
「うちも今年孫が生まれるんよ♡」という人が!
なにやらおめでた続きのとんとんぼっこです(*^-^*)



次は、4月25日(土)13時から
総会を兼ねて、市民交流プラザで。


木尾 文香 



2020年2月18日火曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信NO.84】

2月のわらしべ定例会。
外はあいにくの雨でしたが、定例会場は熱気ムンムン。
いつものように、作品への活発な議論が飛び交いました。

本日の合評は4作品。
絵本テキスト、童話、小学校中高学年向けテキストなど、
多岐にわたるジャンルの作品が揃いました。

合評では「キャラクターや場所の設定をこのように変えて
みるとよいのでは」「この言葉や描写は一般的でないから
わかりにくい」等、とても参考になるお話ばかり。
また、とある作中に出てくる描写について、「とても面白い
が、現代社会の中では子ども向け作品として許容されにくい
のでは…」という主旨の話が出て、非常に興味深かったです。

子どもたちを取り巻く環境がハイスピードで変わりつつある
昨今、子ども向けの作品を書く上で、さまざまな配慮すべき
事柄があることに「なるほどな〜」と思う一方で、「子ども
たち(短い子ども時代を生きる人たち)に、私たち大人が贈る
べき作品とはどのようなものなのだろう…」と、改めて考え
させられました。

さて、本日は個人的にも1作品提出し、合評をしていただきま
したが、いずれも納得のいく意見ばかりでした。
特に、作品が「自分にしかわからない」「誰かに伝わるもの
にはなっていない」ことを反省しました。
誰かに伝えるために、また物語を物語として成立させるため
に、言葉やテーマの選び方、絞り方を意識しながら、今後の
作品づくりに取り組んでいきたいと思います。
稚拙な文をお読みいただいた皆様に感謝です!

会の後半は、先月の勉強会で畑中先生に見ていただいた作品に
ついて、改めて意見を交わしたり、振り返りを行い、たくさん
勉強をさせていただきました(^^)♪

(担当:安藤明子)

【会員のニュース】
★つじ まりさん
第十回 そよ風コンクール 佳作「カンタのツノ」 
児童文芸2020. 2.3月号に掲載

★森木 林さん 児童文芸2020.2.3月号に創作童話「雪の蝶」掲載

★萩原弓佳さん
おはなしひかりのくに 2月号 「まめの すきな おに」発行
「ラストで君は『まさか!』と言う」春の物語 
PHP研究所(2/20発売)に6話掲載




★山下 みゆきさん
「ラストで君は『まさか!』と言う」不思議な友だち 
PHP研究所(2/20発売)に 6話掲載












以上



2020年2月3日月曜日

近江ペンの会

 2020年1月25日(土) 出席者11名 
 本年もよろしくお願いいたします。 
近江ペンの会、本年第一回目の定例会は、
大塚篤子先生からのご提案で「説明文と描写文」について。
昨年、発行した『四角いたまご』三号の皆さんの作品を題材に、勉強しました。
説明文と描写文の違いは、頭ではわかっているつもり。 
でも、作品を書くとなると、簡単なことではありません。
説明文と描写文のバランスや順序を、その作品にとって 
どうするのが一番いいのか、そんなことを考えながら 
書くとなると、もう大混乱です。 
ふと、思い出したのが数年前に流行った『もし文豪が 
カップ焼きそばの作り方を書いたら』という本。 
単なる説明文であるカップ焼きそばの作り方を、 
描写文が加わることによって、 
誰が書いたか、わかるというもの。 
と、いうことは、描写文って書き手の個性や 
技量がわかるということですよね。 
深い。深いし難しい。ますます、混乱。 
新年早々、大きな課題をいただきました。 
うーん、困った。解決できるでしょうか。 
頭を使うと、お腹が減ってきました。 
とりあえず、カップ焼きそばを食べてから考えます。

              宝野 志麻




2020年1月28日火曜日

わらしべ通信

サークルブログ【わらしべ通信 No.83】

2020年第一回の「わらしべ」は畑中弘子先生をお招きしての合評会でした。

みんな畑中先生に作品を見ていただきたくてがんばったので、今回は何と10作品です。

一作ずつは駆け足気味になってしまいましたが、トータルでは畑中先生のお話をたくさんお聞きすることができて、とっても充実した会となりました。


まずはじめに「児童文学の創作者としての心構え」についてお話下さり、畑中先生がこれまで深く暖かい心で子どもたちと向きあい、物語を書いてこられたのがよく分かります。

「私も子どもたちをわくわくさせたい!」と改めて思いました。

合評に入ると、実践的なアドバイスをいくつもいただきました。

・形容詞、形容動詞、副詞が増えてきたら要注意
書く人は行き詰まったり、先を急ぐとついつい「あいまいな言葉」で文をつないでしまうので、そういうときは筆をおいて休憩したほうがいいでしょう、とのこと。

分かります。身に覚えがあります。

・無理だと思うものを書いてみる
みんな自然と書きやすいものばかり書いてしまいがちなので、意識して普段書かないもの、苦手なものにチャレンジするように心がける。

全くその通り!

・余分な部分は消す!
合評作品の多くが「ここはいらない!」「ここもいらない!」のお言葉を受けていました。

先生はしゃべり通しでお疲れになったことと思いますが、その後の懇親会でもたくさん私たちを褒めて、はげまして下さり、私たちは「もっと書きたい!」という前向きな気持ちになれました。これは「畑中マジック」ですね。













一年のはじめにこんな素晴らしい勉強会を持てたのだから「今年はいいことありそう!」、そんな風に思える一日でした。(萩原 弓佳)




2020年1月9日木曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信NO.82】
 
12月15日、街がすっかりクリスマス色に染まっている日曜日の
午後です。
今年最後のわらしべ定例会ですが、会員が2つのグループに
分かれての開催となりました。
その1:通常通りの西宮北口会場での合評会
その2;広げよう! 子供の読書応援隊フォーラム(於:大阪
樟蔭女子大学)「困難を抱える子供たちのために〜読書でつくる、
子供の居場所〜」への参加

それぞれについて、参加者からの感想を紹介いたします。

その1:作品合評会参加者より
・あらかじめ決めていた「形容詞」「名詞」を選んで、全員が
宿題作品を書いてきました。
これぞ5枚作品!という声のあった低学年向き作品はとても勉強
になりました。素直に素直に、書くのがいいんだなあ〜。
・提出された11作品を全部合評できたので、清々しい達成感を
 感じました(^^)
・課題がある方が、物語の種が見つけやすいことに気づいた。
・提出された作品数が多く、速読では一つ一つをじっくり検討
 できなかったが、皆の意欲がひしひしと伝わってきた。
・時間がないことが幸いし、作者の朗読が聞けて、とても楽し
 かった。

こちらへの参加は8名、お菓子の持ち寄りが豪華! 全11作品を
ほぼ速読で、しかも短時間で合評するというのは、ものすごい
集中力と体力?が必要でした。

その2:フォーラム参加者より
・子どもたちにむけて、「物語は読者に寄り添えない。子ども
 自身の問題や境遇をさておき、別世界を生きることになる。
 でも突然、その別世界の中の物語の中で突然、リアルな問題に
 響くことばを見つけることもある」ということをお話されてい
 ました。子どもの頃のお話の中でそれができるような気がして
 います。
・「時間はかかるけれども、本に囲まれた環境を整えていくこと
 が大事だよ」ということばも印象に残っています。
・不登校新聞を一部サンプルにいただけて、その編集のお話など
 も聞けてよかったです。
・作家の立場、支援の仕事をされている方の立場、司書の立場から、
 多くの貴重なお話をお聞きしました。今、子どもたちに『「本」
 のある“サードプレイス”としての図書館』が大変重要になってい
 ることを痛感しました。困難を抱える子どもが多くなった昨今、
 学校と直結した「学校図書館」は大切な「居場所」なのだと強く
 感じました。
多くの大人たちが、それぞれの立場から、できることを少しでも
していって、子どもたちの困難を減らすことができたら……!
創作に励む私たちの作品が、子どもたちの心の力になる「本」と
なることを願います。

こちらに参加した5名は、心に響くことばを持ち帰ったことだと
思います。

さて、来年の最初のわらしべは、講師をお招きしての勉強会です。
作品がたくさん提出されています。思い思いの年末年始を過ごした
ら、集中して臨みたいと思います。
来年も、わらしべの皆に良いご縁がありますように。(藤谷クミコ)



2019年12月25日水曜日

近江ペンの会

近江ペンの会
12月14日(土)
湖北のシンボル伊吹山には雪もなく穏やかな12月です。
今月は特別講師に服部千春先生をお迎えしての勉強会です。
11月に提出した10人の作品を服部先生と大塚篤子先生に
ご指導頂きました。
生活童話やメルヘンからナンセンス童話までバラエティー
富んだ作品の一つ一つを丁寧にご指導下さいました。
服部先生からは少し辛口のご指摘も有りました。ご先祖さまや
神様が出てくる作品に対し、ご先祖様にはお願いごと
するものではなく感謝の気持を伝える。又、神様は誰に
対しても平等で決して罰を与えることはないということを
心して欲しいなど。また登場人物のキャラクターをうんと
際立たせるとおもしろくなるなど。
午前10過ぎから昼食を挟んで午後3時までの長い時間でし
たが充実した1日でした。
最後に服部先生から各自の原稿にご指摘を丁寧に書いて
下さって手渡して下さいました。各自作品を見直し、
来年もまた書くことに苦しむことを楽しむ一年になりそうです。

                     かわむらまさえ


2019年12月20日金曜日

みらくるぺん

12月9日(月)13時から、ウイングス京都で例会がありました。
講師(大塚篤子・沢田俊子)、参加者は7名。

12月とは思えない陽気です。会場横の公園は、ランチをとるビ
ジネスマンが大勢いました。わたしも例会が始まるまでの時間、
ベンチに座り、コーヒーを飲みました。そこへ、通りがかった
メンバーがひとり、ふたりと増え、おしゃべりに盛り上がります。
年に4回、福井県、滋賀県、大阪府、京都府から集まる創作仲間
とのこうした時間は、束の間でも嬉しいものです。

 合評作品は、幼年2作、中学年2作、公募作品2作です。
両講師から「早く事件を起こす、いきなり物語を始める」
「テーマありき」「主人公を活躍させる」「不可欠な登場人物に
しぼる」「読者年齢になって書く」等々、指摘を受けました。
 何度も聞いていることなのに、自分の作品を客観視することは
難しい……。
 頭を抱えていると、沢田俊子先生が、「自分の書いたものは
なかなか削れない」が、「いかにうまく書きなおせるか(推敲力
があるか)が、分かれ目」と、アドバイスしてくださいました。
 「どうすればうまく書きなおせるのでしょう」の質問には、
大塚篤子先生が、「書き続けるしかない。それと、センスが大事」
と、答えてくださいました。日頃、思わずクスッと笑ってしまう
ことって誰にでもあります。どうして笑っちゃったのか、立ち止
まってみること。と、センスを磨く秘訣を教えてくださいました。
 17時までの4時間。終盤は時間が押したくらい、熱い合評会
となりました。
 会場を出ると、昼間とは打って変わり、冷えていましたが、
気持ちも体も熱くなっていたので、心地良かったです。頭と心を
少し冷まして、書き直しに臨みます。
合評の前に、来年の例会の日程、講演会、ステップアップ勉強会
についても話し合いました。
 次回例会は3月9日(月)です。        (黒田ふみ)
                 
(会員情報)
赤木きよみさん 10月の神戸新聞日曜版に
「だいすき! いもほり」を連載



2019年12月13日金曜日

とんとんぼっこ 12月

昨日(12/7)は、今年最後のとんとんぼっこ合評会でした。
合評の前に、女性陣だけで食事会。中心街のおしゃれな
お店でいただいたのは、インスタ映えする色とりどりの
野菜のお料理。まわりは若い女性のお客さんでいっぱい。
さては、この状況を察知して男性陣は不参加を
決めこんだか…!?
食事会では、童話塾in京都に参加したメンバーからの
熱い報告に耳を傾けました。京都でみんな、とても刺激を
受けた様子でした。童話塾に行っていないメンバーも、
報告を聞き、先生がたから受けた原稿の添削を見せて
もらい、京都天性寺にいるような気持ちを味わうことが
できました。
食事を終え、いつものひろしま市民交流プラザへ。
合評会から参加の男性の持ってきてくれたもみじ饅頭に、
さっそくパクつきつつ、合評会が始まりました。
今回提出された4作品中3作品は、京都童話塾に出した
原稿を書き直したものでした。いずれも、童話塾で
磨かれただけあると感じました。
良いものになると感じる作品への合評は、ことさら熱が
入ります。3時間半をかけて、意見をのべあいました。
あれこれ、真逆のアドバイスが出ることもありましたが、
振り回されることなく、自分を信じて仕上げてくださると
いいなと思います。

次回、とんとんぼっこ合評会は、
2020年2月22日(土)の予定です。
                    (巣山)



2019年12月10日火曜日

だんでらいおん

厳寒の11月30日の午後。
日本児童文芸家協会において、だんでらいおんの合評会が行われました。
ご子息のご結婚や、体調不良などで欠席者が多く、出席者は5名だけ。
(あっ、もう1人、3年生の可愛い女の子も出席していました)
というわけで、合評会がはじまる前はちょっぴり寂しい感じでしたが、
いざお互いの作品の批評がはじまると矢継ぎ早に意見が飛び交いはじめ
ました。

合評会のいいところは、書いている本人がなかなか気づけないことを、
他の方に指摘してもらえるところだと思います。
「これはどういうことですか?」と突っ込まれて、
「むむむ……」と唸ったり、
「主人公が○○している間、お母さんはどこに消えていたのですか?」と
問われて、
「おっしゃる通り!」と納得したり。

その場にいた全員が、そんな唸りや納得を体感した時間だったと思います。
(おかげで合評会の翌日、ボクは野球の試合に行くのをやめて復習に
勤しむこととなりました)

有意義な時間を過ごし、心地よく疲れて、酒だ、酒だ、酒だ……、
忘年会に突入だあ!と、いきたいところでしたが、出席者が少なかった
うえに早退の方も多く、残念ながら忘年会は中止となりました。
(楽しみにしていたボクは、飯田橋辺りの安い居酒屋を一通りチェック
してあったんですけどね……)
結局、その帰り道、冷たい空気に襟を立てて、ボクひとりで夜の街に
繰り出し、一杯、いやいや、たくさん飲んで帰りました。

ぶえーっくしょん!

会員の金井真紀さんのエッセイ『いつまでも、そばにある絵本』が
『児童文芸/10・11月号』に掲載されました。

追伸
最後に、個人的なことですが、「児童文芸2019年12月・1月号」で
拙作「R」の連載が終了いたしました。ボクの拙い作品を連載して
くださった日本児童文芸家協会の皆様、編集の原山裕子さん、
挿絵の聖柄さぎりさん、そして、6回にわたってお読みいただいた
読者の皆様に心より御礼申し上げます。

ありがとうございましたっ!



2019年12月2日月曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信No.81】

急に寒くなり、コートやダウンが必要な季節になりました。
今年もあと残りわずかですね。
11月のわらしべ合評作品は、中学年向け二作品(一作は速読)と、
ヤングアダルト向け一作品の三作品でした。

・中学年向けの作品、一つ目は、玩具が題材なのですが、その遊びを
よく知らない人には、重要なところが伝わっていない気がしました。
情景の描写や主人公の感情を、もっと詳しく書いた方が良いとの
指摘がありました。

・二つ目の作品は、家庭料理が題材でした。あるメニューをめぐって、
主人公の子どもが、想像力を発揮するおはなしでした。合評では
家庭内の問題の扱い方と、メニューの好き嫌いで意見が分かれました。

・YA作品は近未来的な物語で、登場人物の年齢差がややこしいという
声がありました。作品の世界観について、いろんな読み方ができる物語
だという意見も出ました。 

合評作品が少なかった分、会員の一人一人から意見をじっくり聞くこと
ができ、参考になるアドバイスが提示されました。
会に参加するたびに色々な物の見方など発見があり、本当に刺激を
もらっています。
                     (担当 清水 明美)

【会員のニュース】
萩原弓佳さん 
 ラストで君は「まさか!」と言う 涙の宝石 (PHP研究所)
 11/29発売に 3作品収録








2019年11月22日金曜日

近江ペンの会

近江ペンの会例会
  11月16日(土)13時30分~
大塚先生と出席会員10名
寒くなってくると琵琶湖は渡り鳥たちの楽園になります。
その中でも一番話題になるのは、カムチャッカ半島あたりから
飛来する一羽のメスのオオワシです。
今年も11月18日に飛来が確認されたそうです。
22年連続して飛んできてくれて、羽を広げると2・5メートル
にもなるオオワシは、ねぐらにしている山の名から「山本山の
おばあちゃん」と呼ばれて愛されています。
今日の例会は、来月に服部千春先生をお迎えしての勉強会の
原稿提出日です。
皆さん頑張って、10作品が集まりました。服部先生と大塚先生に
ご指導いただけることをとても幸せな事と、今からわくわく
・どきどきしています。10作品をしっかり読んでその日を
迎えたいものです。
今日の合評作品は、「四角いたまご」3号の中のMさんの作品。
大塚先生からのご指摘は ○メリハリをつける事 ○やま場(クラ
イマックス)をはっきりと作る 。
今回も熱い言葉のたくさん聴けた意義ある例会でした。
                   文責 かわむらまさえ



2019年11月19日火曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信(臨時号)】

童話サークルわらしべでは、2020年1月に作家の先生を
お招きしての勉強会を企画しています。
聴講生としての参加を若干名受け付けております。
詳しくはチラシをご覧ください。







2019年10月30日水曜日

とんとんぼっこ

とんとんぼっこ
10月26日(土)13:00〜17:00
8名参加

会を終え外に出ると、うっすら地面が濡れていました。週末また雨が……。
このところの週末ごとに、被害をもたらす雨。二回もの広島の災害も
頭を過ぎります。雨に出会うと、最近怖くなります。
自然よ、もうこれ以上、苦しめないで!

今日も4時間の合評会となりました。
5枚の作品から80枚の作品まで7作品です。長丁場となりましたが、
みなさん疲れを見せません。一週間前までに、原稿を送り合い事前に
読んでいます。より良き作品にと、感想や意見がいっぱいです。
これが、書き直しのエネルギーとなり、作品を深めてくれます。
これも、「動いて書く」の一つかな。
でも、もう少し時間短縮。効率よくするために、タイムテーブルを
使わなきゃと反省しました。

それぞれ個性のある作品です。題名の付け方、対象年齢をどうするか、
そのためにどういう表現にするか、作品への様々な思いが出ました。
その中で、印象に残った言葉です。

・大人目線をなくし、土と風を感じる物語に。
・登場人物を少なくし、何をメインとするか。
・書きたいことは、「友情、努力、勝利」のどれか。
・主人公が壊れる前に助けるストーリーに。
・読んだ後、そうだったのかと最後の一行でわかるように。
・キャラが立つように。色がでるように。
・その場の風や空気が感じ取れるように、自分で体験して書いている。

脳裏に浮かぶ絵を文に、見た光景を文に、記憶に残っている声や音を文に、
聞いたことを文に、動いたことを文に、思ったことを文に、未知のことを
文に……書く。そして、物語に紡いでいく。しんどいけど、おもしろい。

次回は、12月7日(土)忘年会&合評会です。
童話塾関西に4名参加します。よろしくお願いします。
                          (西谷 まち)



2019年10月29日火曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信 No.80】

台風19号で甚大な被害に遭われたみなさまに、心よりのお見舞いを申し上げます。

10月20日の定例会は、ラグビー準々決勝「日本×南アフリカ」戦の開催日と重なり、
気もそぞろ? いえいえ、いつも通りの活発な合評が展開されました。

会員へのお知らせや情報交換後、見学に来られた方(1名)にも参加して頂き、
5作品を合評しました。最初に合評作品への作者の思いやテーマを伺い、
合評を進めました。

今回は、幼年向け・低学年向け・高学年向けが各1作、中学年向けが2作でした。
作品提出者にも合評する会員にも参考になる、色々な意見やアドバイスが提示
されました。

・発想がユニークで面白い物語。主人公の設定や展開を再度見直し、主人公が
心底抱えている気持ちを軸に、作品のキーとなる言葉を表現すれば、より伝わる
物語になるのでは。
・作者がシリーズで紡いでいる物語の新作。コメディもミステリーも有りの
楽しい作品になっているが、ミステリーとしては不完全なところもあるので再推敲を。
・動物が入れ替わる物語で、優しさの感じられる作品。ただ、登場する動物の
どちらの発話か、読者に分かりにくいところがある。目線を一つにして書いてはどうか。
・物語のアイデアや登場するキャラクターの形容がユニーク。子どもが楽しめる
ギャグもある。登場する妖怪の中から、主人公を設定した方が良い。起承転結の
転がほしい。妖怪のする悪さは、あまりにもあり得ないことならOKだが、子どもが
真似できそうな犯罪はNG。読者の対象年齢、犯罪に対する対処の描き方によっては
書きようがあるが、注意が必要。

合評後、見学者の方が入会してくださるということで、とても嬉しい閉会となりました。

                            (担当:川島よしこ)

【会員のニュース】
●井上林子さん 「ワンダーえほん」11月号に
「ぽんちゃんのおべんとうやさん」掲載

●山下みゆきさん「朝日小学生新聞」に10月より
「朝顔のハガキ」(第10回朝日学生新聞社児童文学賞受賞作品)連載中
●山下みゆきさん「母の友」11月号 こどもに聞かせる一日一話に
「てんぐさんが来た!」掲載

以上


2019年10月10日木曜日

みらくるペン

みらくるぺんより緊急連絡
     
13日(日)に開催予定だった山本省三理事長の講演会を
大型台風襲来のため中止します。
今回の台風は猛烈だそうで、みなさまの安全と、
交通機関の混乱などを考慮した上の、苦渋の決断です。
とても残念です。
楽しみにしてくださっていたみなさまに申し訳なく、
ご準備いただいた山本理事長にも申し訳なく、お詫びいたします。

また、ごいっしょに創作について学ぶ機会が ありますように。
       
       
                   みらくるぺん一同




2019年9月30日月曜日

近江ペンの会

近江ペンの会例会

2019年9月28日 土曜日 13時30分から 大塚邸にて
出席者 大塚先生 他10名

秋の気配はどこへやら、10月を目前に、まだ暑い日が続きます。

まずはじめに、同人誌「四角いたまご」三号が出来上がりました!
少しイメージチェンジです。表紙の色を白から水色にかえてみました。
大塚先生から「三号の合評をしましょうね」とご提案がありました。
新年最初の定例会は三号の合評から始まります。

12月の定例会では服部千春先生に講師をお願いして勉強会を開きます。
みなさんどんな作品を提出されるのか今から楽しみです。
ステップアップの良い機会を与えてくださり大塚先生、服部先生には感謝の
気持ちでいっぱいです。

さて本日の作品は二作品です。

①ナンセンス童話です。
 ハチャメチャでとっても楽しめる作品です。食い意地を作品にしたそうで、
作者の勢いがあっていい!
 でも大塚先生曰く「もっとはちゃめちゃに……」
 書き直し後はどんなハチャメチャぶりになるのか今から楽しみです。

②里山の様子が作者の実体験を元に書かれた、わがサークルでは貴重な作品です。
 今の子どもたちだけではなく、大人の私たちも経験したことがない
里山の様子がかれています。
作者が実体験をしているだけに、常識として知っているだろうという思いで、
省略しがちな箇所がいくつかありました。
かといって情報をたくさん詰め込めばいいのか……。
先生がおっしゃるには 情報が多いと読み手は混乱する。
それは文章を書く上での落とし穴、注意が必要。……勉強になります!

次回例会は10月13日(日)天性寺に集合です!
みらくるぺんさんお世話になります。
                              (ムクダ 由美)





2019年9月24日火曜日

みらくるぺん

みらくるぺんは、「童話塾in関西」の傘下の勉強会(年3回)ですが、
協会のサークルになったことで、もっと前向きに取り組もうと考えました。
その一つとして、前年の「童話塾in関西」で合評した作品を再合評する
「ステップアップ勉強会」を年1回、開催しようということになりました。
3名の方に声かけをしたのが3月。8月に書き直し作品が届き、この9月、
初めての「ステップアップ合評」の日を迎えました。

ステップアップ合評会
★実施日 2019年9月8日(日)13:00~17:00
★講師 常任講師の大塚篤子先生、沢田俊子先生の他に、西村友里先生に
お願いして、作家3名、みらくるぺんの会員6名が、提出作品を熟読し、
厳しい合評会となりました。
1作1時間。「出版できる作品に」という観点から意見を出し合いました。
厳しい指導が入り、緊張した空気が流れていました。
★参加者の感想
①得るものが多く、たいへん勉強になりました。
②出版するには、何が足りないかが見えて来ました。
③昨年の童話塾での講評は、15~20分程でしたでしょうか? そのときは、
感想やアドバイスのお言葉を、耳で受け止めるだけで精一杯でした。
今回も消化するのに時間がかかりそうですが、がんばろうと思います。
④かたい鎧(思い込み)を脱がなければと感じました。
⑤書くということは、自分をさらけだすことなのですね。それができて
いませんでした。
⑥自分では気づくことができない、自分の作品の問題点、目からうろこでした。
⑦必ず書き直します。
一方、みらくるぺんの会員からは、「こんなに書けていても、まだまだなのか……と
自分のこれからの道のりを思い、気が遠くなりました」という感想もありましたが、
それでも、自分の力で今できることを少しずつがんばっていこうという思いを
新たにした合評会でした。
講師から、作品を書くときの留意点や企画書の書き方、創作の心構えについての
資料をいただきました。
★今後について
開催時期や運営については検討が必要ですが、童話塾からのステップアップを
希望する方の合評会として定着できたらという意見が多くありました。

尚、みらくるぺん主催で、10月13日(日)には、山本省三氏を講師にお招きして、
講演会を開きます。



次回例会 12月9日(日)
                           (鈴木美江)

《会員情報》
かわいりかさん
児童文芸2019年6.7月号 古き良き昭和の思い出〈エッセイ〉に「渇望という名の映画館」掲載
こうまるみづほさん
児童文芸2019年8.9月号〈特集 創作競作 とんだ入れかわり⁉〉に「父さんにVサイン」掲載





2019年9月19日木曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信 NO.79】

9月15日
関東にて台風15号の被害に遭われたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
西宮は、空をお届けしたいくらい秋らしいさわやかな晴天でした。

さて、わらしべ定例会の参加者は11名。
合評予定は二作品、当日提出の速読合評が一作品です。
一つ目の作品は、伝えたいことありきの作品でした。
しかし、伝えたいことは伝わっていたものの、小道具として使ったエピソードに
慎重に扱うべき要素がありました。また登場人物の心情が、大きな流れでは
わかるけれど、細かい部分で引っかかる所があるという指摘があり、
「丁寧な心情描写」の大切さを感じました。

二つ目の作品は、設定されたテーマ(キーワード)から書きおこされたものでした。
準主人公のキャラクターや、野菜を作り自炊する暮らしぶりがあざやかに描き出され、
文章も読みやすかったのですが、指摘されたのは、「この話は、誰に向けて書かれた
ものか?」という視点でした。主人公のキャラクターをしっかり描き、主人公の
動きによって話を作りあげていくほうがいいという意見もありました。
また、ストーリー展開に対して、大変面白い提案もありました。みなさんの
アドバイスを胸に頑張って書き直していきたいです。

三つ目の作品は、投稿を想定したもの。
伝わりにくい表現がある、などの指摘の他に、目標とする公募先向きの作品では
ないのでは? という意見もありました。これには作者もびっくりしつつ納得。
作品自体は良いものでも、公募先にあった「傾向」を考える必要があるのだと、
改めて考えました。

時間が余りましたので、会員おすすめの児童文学作品一作の朗読がありました。
会員はみんなもう大人ですから、ひとに本を読んでもらう機会はそうありません。
目で読む早さと違う速度、テリングでお話をあじわいながら、(絵がつく前提でも)
絵がなくても伝わることや、言葉の言い回し、聞き取りやすさ、声に出して
読まれたときのボリュームなどを頭の隅で考えました。物語というものは
(特に絵本や幼年ものは)、文字で「読む」だけでなく、「聞く」という形で
享受されます。これは、忘れてはいけない観点だと実感しました。
そして、朗読が終わったとき、ほっこりした空気の中、みなさんから拍手が
わきあがりました。
                             (福山万知)