2019年12月20日金曜日

みらくるぺん

12月9日(月)13時から、ウイングス京都で例会がありました。
講師(大塚篤子・沢田俊子)、参加者は7名。

12月とは思えない陽気です。会場横の公園は、ランチをとるビ
ジネスマンが大勢いました。わたしも例会が始まるまでの時間、
ベンチに座り、コーヒーを飲みました。そこへ、通りがかった
メンバーがひとり、ふたりと増え、おしゃべりに盛り上がります。
年に4回、福井県、滋賀県、大阪府、京都府から集まる創作仲間
とのこうした時間は、束の間でも嬉しいものです。

 合評作品は、幼年2作、中学年2作、公募作品2作です。
両講師から「早く事件を起こす、いきなり物語を始める」
「テーマありき」「主人公を活躍させる」「不可欠な登場人物に
しぼる」「読者年齢になって書く」等々、指摘を受けました。
 何度も聞いていることなのに、自分の作品を客観視することは
難しい……。
 頭を抱えていると、沢田俊子先生が、「自分の書いたものは
なかなか削れない」が、「いかにうまく書きなおせるか(推敲力
があるか)が、分かれ目」と、アドバイスしてくださいました。
 「どうすればうまく書きなおせるのでしょう」の質問には、
大塚篤子先生が、「書き続けるしかない。それと、センスが大事」
と、答えてくださいました。日頃、思わずクスッと笑ってしまう
ことって誰にでもあります。どうして笑っちゃったのか、立ち止
まってみること。と、センスを磨く秘訣を教えてくださいました。
 17時までの4時間。終盤は時間が押したくらい、熱い合評会
となりました。
 会場を出ると、昼間とは打って変わり、冷えていましたが、
気持ちも体も熱くなっていたので、心地良かったです。頭と心を
少し冷まして、書き直しに臨みます。
合評の前に、来年の例会の日程、講演会、ステップアップ勉強会
についても話し合いました。
 次回例会は3月9日(月)です。        (黒田ふみ)
                 
(会員情報)
赤木きよみさん 10月の神戸新聞日曜版に
「だいすき! いもほり」を連載