2018年12月1日土曜日

近江ペンの会

近江ペンの会例会
11月17日(土)13時30分~

湖北地方と言われる長浜。琵琶湖には鴨やコハクチョウなどの渡り鳥の群れが沢山飛来しているが、空はどんよりとして時雨の多い季節となる。
今月の提出作品は、二作品だったが提出者の一人が欠席だったので、合評は一作品のみとなった。

○ぼくはやっぱり、ぼくがすき   
  Hさんの絵本にするための作品
 子ぎつねが一人前のきつねになるための、化け方のテストに向けて、
 化ける練習をする。
 なかなか上手に化けられない子ぎつねと、天才的に化けるのが上手な子ぎつねのお話。

大塚先生からのご指摘
 絵本の場合は ことばの省略が大切で、余計なことばは書かない。
 子ぎつねが化けなければならない、もっとせっぱ詰まった理由が必要だ。

書き直しを厭わないHさんだからきっと次には素敵な作品に仕上げて来られると期待している。
合評作品が少なかったので、先生から「ノンフィクション作品」についてのお話を伺った。
資料を集めるのは大変な作業だが、それを羅列しただけでは記録であって、文学作品にするにはそこに何か読ませるストーリーが必要とのこと。

来月は、特別講師に北川チハル先生をお迎えしての勉強会。どんなお話が聴けるのか楽しみ。
                          
                                                                   かわむら まさえ