2019年5月7日火曜日

とんとんぼっこ

大型連休初日の27日は、とんとんぼっこ合評会でした。

今回は、沢田俊子先生に講師をお願いしました。

とんとんぼっこは、広島にあった沢田先生の童話教室に通ったメンバーが集まって、結成した会です。当時、毎月足を運んでいただき、アドバイスいただいたことがいかに贅沢だったか……。

改めて感謝しつつ、熱いひとときでした。

先生は、「水しぶきがかかるような、でっかい一石をなげかけるのが、わたしの仕事」と、わたしたちに向き合ってくださいました。

果敢にけずるべき箇所はけずり、必要ならばおもいきった構成の転換をするためのアドバイス。これを自分で気づくのは、本当にむずかしいです。でっかい石の波紋は水底から波打ち際まで広がり、わたしたちは水しぶきにびしょびしょ。おかげで目がさめました。

物語の完成までの遠い道のりを、「よしっ!」とふみだす勇気を胸に、合評会を終えました。



合評会のあとは、ちょいと一杯(二杯、三杯…)。メンバーの梶さんが、そよ風賞の佳作に入ったこと、そして児童文芸家協会会員に推挙されたことをお祝いして、お花が渡されました。



あと、先生は提出された原稿のひとつを検証するため、カツ丼を一度に4杯作り、完食されたそうです。色んな意味ですごすぎる…。



次回のとんとんぼっこ合評会は、6月22日(土)13:00より3時間程度。ひろしま市民交流プラザ会議室Aにて。

                                             
                                                                                                                 (巣山)