2019年5月9日木曜日

わらしべ通信

【わらしべ通信 NO.74】

4月21日(日)
今日のわらしべは、MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店さんで開催されました「鼎談 あまんきみこさん×やえがしなおこさん×那須田淳さん」を、みんなで聞いて来ました。
講演会などもそうですが、作家の先生方の「鼎談」を直に聞けるチャンスはめったにありません。メンバーみんな、ドキドキ! ワクワク! 大いに刺激を受けてきました!
 
子どもの心情や、内面世界のお話、幼年向けのお話の難しさ、「心の年輪」のお話、「幼年童話」と「幼年文学」の違い、物語の中の「事実」と「真実」とは何か? など。先生方の様々な面白いエピソードや、感動的な思い出話とともに、物語や創作についてのお話しが繰り広げられていきました。
中でも心に残ったのが、~子どもは狭いようで、広い世界を持っている。「子どもにしか見えない真実」というものがある。「心の年輪」の中心には赤ちゃん時代があって、そのまわりに幼少時代、少年少女時代があって、そうして今の自分がいる……。幼い心と交流するには、魂の根っこに近づいていく感性が必要だということ。また、生活童話は時代と共に古くなりやすいが、普遍的な幼年童話は古くならない……というお話~。そして、ある、とてもとてもすてきな「詩」でした。

 今日の鼎談で感じたあらゆることを心につめこんで、わらしべメンバーみんな、また来月からの合評をがんばりたいと思います!
(余談ですが、会場におられたとある編集さんから、「やけに熱量の高い人たちがいるな~」と言われました。はい、それ、わたしたち「わらしべ」メンバーです)

                         
                            (担当:井上林子)