2018年11月5日月曜日

とんとんぼっこ

10月27日土曜日
 6作品が出て合評会が白熱し、予定時間をオーバーするほどでした。はじめての長い作品、以前からあたためていた素材にとりくんだ作品、前回合評した長編を最後まで書いたもの、目にした情景にヒントを得て新しく描いた作品。個性を感じる作品が出されました。今回の合評でのキーワードは、「まだもう少し書くことがあるんじゃないですか?」ということだったように思います。登場人物におこるできごとや気持ちの変化などが、
さいごに読者の腑に落ちるか? 
そこをクリアできるよう書き直していこうと思います。

さて、今年は災害の多い夏でした。広島でも豪雨災害がありました。その後も、各地で大きな台風や地震があり、たくさんの方が被害にあわれたり不便な生活を送られたと思います。
被害にあわれた方には心よりお見舞い申し上げます。
とんとんぼっこでは、豪雨災害で本を失くした呉市の児童館と広島市矢野の幼稚園に児童書や絵本を寄贈することにしました。先月、9月中旬には呉市安浦町のさつき児童会に本を届けました。さつき児童館では、建物の一階に土砂が入って蔵書の三分の二が使えなくなったそうです。
新しくなった畳に思い思いに座って本を読んで過ごしているこどもさんのようすをみて、いろいろな本をお届けできてよかったと思いました。
この本の寄贈にご協力くださったみなさま、ありがとうございました。
児童文芸家協会からも絵本を寄贈いただきました。ありがとうございます。
11月には、土砂の影響のため小学校の部屋を借りて運営されていた広島市の矢野幼稚園がもとの園で再開されるのにあわせ、集まった絵本を届けに行く予定です。
  
                                (さとうともこ)