2018年11月19日月曜日

だんでらいおん

11月10日(土)、協会事務局をお借りして、合評会を行いました。

いろいろな事情により最近は全員顔を揃えることがむずかしく、今回も参加メンバーは5名でしたが、うれしいことに体験参加者が2名もいらっしゃいました。

全員が作品を提出し、絵本テキスト、幼年童話、中学年向きの短めの読み物、高学年向き長編の一部などグレード、内容もさまざま。それぞれ得意ジャンルに違いがありますが、日頃自分が書かないような作品を読むのも新鮮で、刺激を受け合いながらの熱い合評となりました。

だんでらいおんでは、体験参加の方にも作品の持参をお願いしています。
ほんの短いものでもOKなのですが、今回はお二人とも400字原稿用紙20枚位の読み応えのある作品を事前に送ってくださいました。
合評でも的確なご意見をおっしゃってくださり、なんだかいつもの合評会に新たな風を吹き込んでいただいたようで、楽しかったです。

終了後は、かなり早いけれど、忘年会へ(今年最後の集まりなので)。
合評会よりくだけた雰囲気の中、創作への想いを語り合って、盛り上がりました。
来年もがんばりましょう!


【メンバーのうれしいニュース】

◎ 嘉瀬陽介さんの「星のない夜の太陽」が、第18回創作コンクールつばさ賞で読み物部門佳作を受賞しました。嘉瀬さんは、「あくまでも願いはひとつ」が『5分ごとにひらく恐怖のとびら百物語③ 強欲のとびら』(文溪堂刊)に掲載され、ダブルの「おめでとう!」です。すばらしい!!
               

◎ 音森ぽこさんの「おうちのいえで」が、チャイルド本社の月刊絵本「おはなしチャイルド」11月号に採用されました。音森さん、おめでとうございます!
ずっと以前に思いついたモチーフを、あたためながら育て続け、今回の採用に結びついたのだとか。すぐには形にならない作品も、どうか大事にしておいてねという音森さんからのメッセージに勇気をもらいました。

                               (真山みな子)