2020年9月24日木曜日

みらくるぺん

 みらくるぺん

 

9月14日(月)14時から、オンライン例会を行いました。

講師(大塚篤子・沢田俊子)、参加者は5名。

 

Zoomを使っての初めての例会にもかかわらず、全員そろって入室し、時間通りに始めることができました。なんと優秀な私たち!

いえいえ、これはホストさんが事前に設けてくれたZoomお試し&雑談会のおかげです。

 お試し会では、入室に手間取る、途中でいなくなる、声が聞こえなくなるなど様々なトラブルが発生しました。それでも、チャットで教え合いながら何とか解決。画面越しとはいえ、昨年12月以来久しぶりに顔を合わせることができ、お互いの元気な姿を見て喜び合いました。

 例会では、入室とともに合評開始。途中で「時間制限がなくなりました」という嬉しい表示が出て、16時半までみっちり合評ができました。

 

合評作品は、低学年向け1作、中学年向け3作、YA向け1作。

 

両講師から

「短編は、最後の最後にあっと驚くようなおまけを」「大人目線になっていないか」「魅力的なキャラクターを生かす物語に」「主人公が活躍するお話に」「文章が重い。軽やかに」などの書き直しのヒントをいただきました。

  

 文章が重いことについては、沢田先生から「それは個性。無理に軽くしなくてもよい。主人公が中学生なので、児童文学に拘らず、大人向けの公募に応募してはどうか」という提案がありました。「どうしても軽くしたいのなら、憧れている作家の文章をそっくりそのまま写すとその作家の呼吸とリズムがつかめる」というアドバイスも。大塚先生からは「ちょっと心を遊んでみる。正しい文章からはみ出してみる勇気が必要」と。

 

 対面に比べると、意見交換がしづらいところはありましたが、例会ができた大きな喜びを感じるとともに、今まで特に意識することなく行ってきた対面での合評がいかに贅沢なものであったか思い知らされました。

 一堂に会しての合評に勝るものはありませんが、コロナ禍の中でも、介護等で外出できなくても、自宅から例会に参加できることにこの時代のありがたさを感じました。

 

次回は12月14日。

コロナが収まって、京都で例会ができますように。

     (すず きみえ)