2020年9月1日火曜日

とんとんぼっこブログ

 とんとんぼっこで、新しいことに挑戦しました。

今年の春からずっと、合評会の集まりはキャンセル続きでした。

来月こそはと期待をしても、どうにもコロナは収まらない。

それならば…と、ひとりのメンバーが提案したのが、リモートでの合評会。

若者たちが使うオンラインを、まさか、わたしたちが…。いやいや、そんなの難しいし、よくわからないし…。

それでも、彼はあきらめず、尻込みをするみんなを引っ張ってくれたのでした。

そして今日、ラインを使って、合評会を開催することができました。

スマホの発熱などを考慮すれば、限界は1時間。

タイムテーブルを練ってくれたメンバーもいて、7名がきっちり1時間で、5作品を合評し終えました。

残念ながらそれぞれのネット環境もあり、全員参加とはいかなかったけれど。

始まって10分でスマホが高温になり、停止したメンバーもいたけれど(わたしじゃ)。

限られた時間内での発言はなかなか難しく、途中で音声が途切れたり、多少バタバタもしたけれど。

なんだか、清々しい気持ち。できたんだなぁ、新しい挑戦。

そして今回とくに、新しいことを試みるのにふさわしい、力作が集まりました。

書き手が物語に入ることができていると感じられました。余計な力をこめずに水をすうっとかきわけて、もぐるように。書き手が水際で苦しんでいる作品は、読むほうも苦しい。

まだ、これから膨らんでいくであろう、種のような作品もありました。良い種があるのだから、大事に育ちますよう。

みんなの元気な顔を見て、一安心! そして、会っていないあいだの、色々と事情のあるときでも、書いておられた姿勢に、刺激をいただいた1時間でした。

(巣山)