2019年9月24日火曜日

みらくるぺん

みらくるぺんは、「童話塾in関西」の傘下の勉強会(年3回)ですが、
協会のサークルになったことで、もっと前向きに取り組もうと考えました。
その一つとして、前年の「童話塾in関西」で合評した作品を再合評する
「ステップアップ勉強会」を年1回、開催しようということになりました。
3名の方に声かけをしたのが3月。8月に書き直し作品が届き、この9月、
初めての「ステップアップ合評」の日を迎えました。

ステップアップ合評会
★実施日 2019年9月8日(日)13:00~17:00
★講師 常任講師の大塚篤子先生、沢田俊子先生の他に、西村友里先生に
お願いして、作家3名、みらくるぺんの会員6名が、提出作品を熟読し、
厳しい合評会となりました。
1作1時間。「出版できる作品に」という観点から意見を出し合いました。
厳しい指導が入り、緊張した空気が流れていました。
★参加者の感想
①得るものが多く、たいへん勉強になりました。
②出版するには、何が足りないかが見えて来ました。
③昨年の童話塾での講評は、15~20分程でしたでしょうか? そのときは、
感想やアドバイスのお言葉を、耳で受け止めるだけで精一杯でした。
今回も消化するのに時間がかかりそうですが、がんばろうと思います。
④かたい鎧(思い込み)を脱がなければと感じました。
⑤書くということは、自分をさらけだすことなのですね。それができて
いませんでした。
⑥自分では気づくことができない、自分の作品の問題点、目からうろこでした。
⑦必ず書き直します。
一方、みらくるぺんの会員からは、「こんなに書けていても、まだまだなのか……と
自分のこれからの道のりを思い、気が遠くなりました」という感想もありましたが、
それでも、自分の力で今できることを少しずつがんばっていこうという思いを
新たにした合評会でした。
講師から、作品を書くときの留意点や企画書の書き方、創作の心構えについての
資料をいただきました。
★今後について
開催時期や運営については検討が必要ですが、童話塾からのステップアップを
希望する方の合評会として定着できたらという意見が多くありました。

尚、みらくるぺん主催で、10月13日(日)には、山本省三氏を講師にお招きして、
講演会を開きます。



次回例会 12月9日(日)
                           (鈴木美江)

《会員情報》
かわいりかさん
児童文芸2019年6.7月号 古き良き昭和の思い出〈エッセイ〉に「渇望という名の映画館」掲載
こうまるみづほさん
児童文芸2019年8.9月号〈特集 創作競作 とんだ入れかわり⁉〉に「父さんにVサイン」掲載