2016年6月20日月曜日

とんとんぼっこ

梅雨のあい間の青空が広がる6月18日。とんとんぼっこの合評会を開催しました。
合評会といっても、今回は臨時です。合評会をやりたいと、メンバーから声があがったので、「じゃあ、集まれる人で」と軽いノリで開いた会であったにかかわらず、9名全員の参加! 高知からも、愛媛からも海を越えてやってきました。

はじめに、5月に東京で行われた児童文芸家協会総会に出席した巣山が、サークル懇親会等の報告をしました。
つぎに、研究会員から、そよ風賞優秀賞の受賞がきっかけで正会員になったメンバーが、研究会員のときの体験談を話しました。
その後、いよいよ合評会。提出作品が6編。
タイムキーパーに名乗りをあげてくれたメンバーの采配で、一作品につき25分が、きっちりと守られました(なんせ、遠くから集まってくるので、帰りの船やバスの時間がシビア)。
毎回、みんなで合評していくうちに、そのときそのときの提出作品にほぼ共通するテーマが、ふしぎと見つかります。今回のテーマは、「主人公をだれにする?」でした。
ひとつの作品に登場する、複数のキャラクター。そのうちのだれを主人公にするか、だれの視点で書くかで、物語はがらりと変わります。登場人物の中から主人公をチェンジするのは勇気のいることですが、チャレンジすることで、物語の可能性が広がることも。

会が終わったあとは、時間のある人でお茶しました。チェーという聞きなれない飲み物は、ベトナムのおしるこだそうです。とろりとした冷たいバナナチェー、おいし〜。
おしゃべりしていると、あっという間に時間がたち、JRで帰る人がおもむろに「今日はカープだ!」
気づけば、カープのデイゲームが終了する時刻。…ということは、赤い服を着た大勢の人たちが、いっせいに駅になだれこむ。JRが混む!
あわてて、お開きになりました。ちなみに、この日、鈴木がサヨナラホームランを打ち、カープは逆転勝ちでした。

次回のとんとんぼっこは、7月23日(土)を予定しています。午後1時からひろしま市民交流プラザで。
                             (巣山ひろみ)