2016年5月6日金曜日

だんでらいおん

ブログのアップが遅くなってしまいましたが、4月16日(土)に、だんでらいおんの定例合評会が行われました。
2014年4月に発足しただんでらいおんも3年目に突入。最初は少し遠慮がちだった意見交換も、気心がしれてくるにつれ、忌憚ない、その分実りの多いものになってきている気がします。
という訳で、毎回の合評会がとても楽しみなのですが、4月は新年度の行事なども多い季節です。転勤にともなうお引っ越しや、お子さんの学校のこと、お仕事のご都合や、(新年度とは関係ありませんが)介護のご事情などで、今回はいつになく欠席者が多くなりました。
メンバー8名のうち、4名が欠席で参加者は4名。
そこで、いつもの協会事務局ではなく、カフェで開催することにしました。
メンバーのひとり音森ぽこさんのご主人が営まれる、下北沢のカフェ、アイヤーシャーレ。ドイツのお菓子も、ランチの食事もおいしい、すてきなお店です。










さて、合評のほうは、全員が原稿用紙5枚の童話を提出しました。
時間の余裕もあり、たっぷりと意見を交わすことができました。
動物が主人公のファンタジーが重なり、その動物の正確な生態をどこまで描くべきかといったことが話題になりましたが、それは、作者がその物語を通して伝えたいことが何なのか、何が主眼なのかによって変わってくるという意見が多かったようです。

それから、メンバーの近況の報告も。
よねむらけいこさんの、「レットくんの朝は大いそがし」が「第2回 よみうりカルチャー童話コンテスト」の最優秀作品に選ばれました。
よみうりカルチャーのホームページで作品をお読みいただけます(http://www.ync.ne.jp/omori/2016/02/2_1.html)。
音森ぽこさんは、『がくしゅうメイト すきっぷ 1月号』に「いちばん おいしい おぞうに」を、『チャイルドブック・ゴールド みんなともだち 1月号』に「さるじぞう(再話)」をお書きになりました。
仲間の活躍は、とても刺激になります。
次回の合評会は7月です。みんなの顔がそろいますように。
                              (真山みな子)