2016年4月22日金曜日

わらしべ

【わらしべ通信 NO.39

4月17日(日)
月1回の定例会。出席者17名、欠席者3名でした。
まずは、同人誌「わらしべ 第二号」が完成し配られました。
第一号より、かなり分厚いボディ! 詩・エッセイ・一枚童話・創作と盛りだくさん。
たくさんの方に読んで頂きたいですね。
来月は「わらしべ 第二号」の感想会があります。
「わらしべ」の進化は止まりませんよ~。
 
合評は二作品。まずは当日持参された一枚童話を、その場で読んでの合評でした。
短い作品なので、誰でも知っている「サンタ」を主人公にされたそうです。
対象は中学年。ところが主人公の「サンタ」は、ちょっと疲れたサラリーマン風。
「大人のほうが楽しめる~」 とメンバーからの意見。
誰もが知っている主人公を違う視点で、さらに魅力的に書くのは難しいですね。

つぎに、私の書いたものを合評してもらいました。
ケシゴムのカスを丸めている子を見たときに思いついた、低学年向けのお話です。
「場面が二つあるので、一つに絞ったほうが分かりやすい」
「ファンタジーの入り口と出口は、よりワクワク感を出した方が面白い」
など、参考になる意見をたくさん頂きました。

さらに今回は、「詩」のプレゼンテーションがありました。
「まど・みちお」を中心に「詩」への熱い思いを話ししてくださいました。
ペンネームの由来から、育ってきた環境や時代のこと。そこから生まれた個性的な表現。
たくさんの作品と共に紹介して頂きました。
「詩」は見た目も面白い!?
三木露風の「赤とんぼ」の歌詞。一番は、ひらがなの「あかとんぼ」。三番は、漢字の「赤とんぼ」に変わっていること。
これは子どもの成長を表しているとは、知りませんでした。流行りの歌も聴くだけではなく、歌詞を確かめたくなりました。
お気に入りの「詩」や心境から読みたくなる「詩」などを思い出しながら、話が弾みました。
                                                                     (担当: つじ まり)
 


【追記:わらしべ二号について】


創刊号から二年ぶりに、冊子「わらしべ二号」を発行することができました。
老若男女の会員による個性あふれる作品集で、A5208頁です。
表紙、イラストとも、会員が担当しています。
お問い合わせがありましたら、一部500円(実費・送料別途)でお願いしています。
尚、残部数には限りがあります。
問合せ先 メールアドレス

                                      (担当:藤谷クミコ)